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山本彩が絶賛した「榊いずみ」遠足でソーラン節歌ってた

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.12.13 06:00FLASH編集部

山本彩が絶賛した「榊いずみ」遠足でソーラン節歌ってた

 

「最初、この曲をやりますと言われて、資料をもらったときに『あ、無理』といったん資料を閉じてしまって。それくらい難しい曲で」

 

 こう語ったのはNMB48の山本彩だ。12月10日、東京ドームシティで行われた「第7回AKB48紅白対抗歌合戦」で、山本が披露したのが『失格』という曲だった。

 

 山本と一緒にステージに登場し、アコースティックギターで圧巻のパフォーマンスを見せたのが作詞・作曲を担当した榊いずみ。その榊が、独占インタビューに応じた。

 

「じつは、デビューして10年間……ほとんどギターが弾けなかったんです(笑)」

 

 1992年、『君なら大丈夫だよ』でデビュー。当時は「橘いずみ」という名前で活動し、力強くメッセージ性に溢れたストレートな歌詞から「女・尾崎豊」と称された。

 

「今年はデビュー25周年なんです。我ながら頑張ったなって思います。初めて人前で歌ったのはいつだろうって思い返してみたら、小学校の頃で。何か歌うとみんなが私を見てくれるのが嬉しくて。遠足のバスで石野真子さんの曲や『ソーラン節』を歌ってました(笑)」

 

 高校生でガールズバンドを組み、大学時代、大阪の老舗ライブハウスでバイト中にチャンスがやってきた。

 

「ファンダンゴというライブハウスでアルバイトしているとき、友達に『ソニー主催の新人発掘オーディションがあるから出てみない?』と誘われたのがきっかけです。

 

 大阪人なので東京に出なくてもやっていけるという変なこだわりがあったんですけど、大学の単位が足りなくて(笑)。オーディションで何か変わるかなと思って受けてみることにしたんです」

 

 バリカンで坊主頭にしてオーディションに挑み、見事優勝。デビュー後、『永遠のパズル』『バニラ』『サルの歌』などヒット曲を生み出した。

 

 プライベートでは11年前に映画監督で俳優でもある榊英雄と結婚し、2児の母という顔も持っている。

 

「家事や子育てしながらの曲作りに悩んだ時期もありましたが、子供を迎えに行く17時までをスタジオに入る時間と決めてから、集中できるようになりました。

 

 いまはライブの準備に追われています。子供を早く寝かしつけようとするんだけど、布団から目だけ出して『ママと寝たいな~』なんて言う娘を見てしまうと、とても幸せだと感じます」

 

 そんな家族に支えられたおかげか、配信限定で発表した新譜『HOME』は、日常のあたたかさにあふれる作品となった。

 

「本当は難しい言葉を使うのが好きなんですけど、シンプルな方が伝わるなと思って。曲を作っていて思うんですよ。娘たちが大きくなって親に相談できないことがあっても、私の曲を聞いて、何でもいいから自分なりの答えになったらいいなって」

 

 

さかきいずみ
 1992年ソニーレコードから橘いずみとしてデビュー。アルバム『SOUND TRACKS』はFamily Tree Recordsより発売中。

 

※榊いずみ25周年ライブ「Izumi Special 25years~すべてにありがとう~」が2017年12月17日、TSUTAYA O-WESTにて開催

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