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水瀬いのり カメラ女子の花街散歩

アイドル 投稿日:2016.10.09 13:30FLASH編集部

水瀬いのり カメラ女子の花街散歩

 

 「キラキラ輝く声優さんに憧れていたので、誰かの憧れになるような存在になりたいなぁと思ってます。そして、偽りのない素の自分を好きになってもらいたいです」

 

 まだ20歳とは思えないくらいしっかりとした言葉で語ってくれた水瀬いのりさん。その言葉には誠実さが溢れており、インタビューをしていて、ピュアで正直な人柄がよくわかった。声優として、アーティストとして人気が高まっている彼女だが、人気の理由はそんなところにあるのかもしれない。

 

 '10年に声優、'15年にソロ歌手デビューした彼女は、'13年にはドラマ『あまちゃん』に出演し、『NHK紅白歌合戦』にも出場している。

 

 弱冠20歳ながら経験豊富な水瀬いのりさん。本誌初登場の今回は、経歴からたどっていく。

 

 「幼いころは、男の子っぽい子供でした。男子にナメられてはいけないからって、ピンクの服を避けてましたね」

 

 やんちゃな幼少時代だったが、小学校入学前から声優を夢見ていた。

 

 「アニメの劇場版を観に行って、パンフレットに載っている“○○○役”を演じる“声優の○○○さん”というのを目にしたんです。そこで、幼いながらキャラクターは実在しないんだと知って、でもどうやったらあのキャラクターとお話しできるんだろうと思ったんです。そのとき両親に“あなたも声優さんになって、そのキャラクターの声優さんと一緒にお仕事すればお話しできるよ”って言われて、それなら私も声優になりたいと思ったんです」

 

 声優を目指すことを、母親が熱心に背中を押してくれたという。13歳のときに母親がオーディションを見つけ出し、声優デビューのきっかけを作った。

 

 「デビューは、'10年の『世紀末オカルト学院』という作品です。まだ中学生だったし、まわりから嫌われてるんじゃないかって思ってて…。もちろんそんなことはなくて、怒られたら先輩たちが励ましてくれるんですけど、反抗期なのもあって、励まされることが恥ずかしいなんて思ってました」

 

 

P R O F I L E
みなせいのり '95年12月2日生まれ 東京都出身 趣味はアニメ、ゲーム、ディズニー。'10年に声優デビュー。代表作は'15年の長編アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』成瀬順役など。'15年にソロ歌手としてデビュー。'16年に第10回声優アワード主演女優賞受賞。ソニー・ミュージックアーティスツ所属

 

写真◉関純一
スタイリスト・田村理絵
ヘアメイク・大久保沙菜
文・石内雅也

 


 

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