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陥りやすいのは40代…「W不倫」の醍醐味と修羅場
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2014.06.02 07:00 最終更新日:2016.10.12 13:36
W不倫の大胆な性描写が話題になった大ベストセラー『失楽園』が発売されたのは17年前。経験者は声を大にして言う。「幸せSEXの極みは、W不倫にある」と。そこで、緊急アンケートを実施。結婚後、既婚男性と不倫したことがある経験者に話を聞いた。
いまどきのW不倫の出会いは多種多様。雅恵さん(48)が現在の不倫相手の銀行員(42)と出会ったのは、ディスコのVIPルームだった。
「私は若いとき、ディスコクイーンで……。最近、同世代で子供が手を離れて復帰する人が多くてね。昔は遊んでいたけど結婚してからは旦那とだけ。それもセックスレス。このまま老いて女の悦びを忘れたくない。で、ディスコ通いを再開したらカレと出会ったんです」(雅恵さん)
会社員の朋子さん(43)の不倫相手はロマンスグレーの社長。
「お見合い結婚の夫はいわゆるDVで息詰まっていて。私は恋愛経験も少なく出会い系サイトでカレと知り合って。魅力は包容力。こんな小デブのおばちゃんでもかわいいとお姫様扱いしてくれる。『彼にふさわしい女になろう』とキレイになる努力も始めました」(朋子さん)
いっぽうで、W不倫にはリスクはつきもの。主婦の彩香さん(34)の出会いは、息子の自転車がパンク、近所の自転車屋へ修理に行ったのがきっかけだった。「店長(40)がスゴく好みのタイプで、私、思わず胸を腕に押しつけたり、下着をチラっと見せて悩殺しました」(彩香さん)。何度かラブホテルで体を重ねたが、狭い町内のため1ヶ月で噂に。
「買い物に出かけたら『待ちなさい!』と背後から声がしたので、振り返ったら自転車に乗った奥さん。逃げたけど追いつかれて轢かれました(苦笑)」(彩香さん)
年間1万件以上の恋愛相談を受けている元探偵の恋愛アナリスト・坂田陽子さんは、W不倫について次のように語る。
「仲よくなる最大のきっかけは、仕事や家庭の愚痴やセックスなどの相談です。こうした“女性から相談されやすい人”は年上、既婚者といった安心感を与える男性が多い。特に40代以降は子供が大きくなって手を離れ、自分の時間が持ちやすくなる年代。経済的に余裕がある人のほうが身だしなみにも気を遣いモテやすいので、不倫に走るパターンも多いです」
W不倫の代名詞『失楽園』だが、不倫願望のある男女に与えた影響も大きかったという。
「『失楽園』のヒットにより、W不倫を認知して正当化する人は増えたと思います。じつはW不倫の場合、女性以上に、男性のほうが浮気から本気になりやすいですね。初めは肉体関係を楽しんでいるのですが、『彼女じゃなきゃダメだ』『家庭を捨てて再婚したい』と『失楽園』のように燃え上がる人が多い。月1回の逢瀬を週1回まで求めるようになるとバレる可能性も増え、非常に危険なサイン。意外に女性の方がバレないようにと冷静なんです」(坂田さん)
(週刊FLASH 2014年6月10日号)