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なんと5万円の商品も!女性の「勝負下着」はなぜ生まれたの?
夜バナFLASH編集部
記事投稿日:2016.12.03 20:00 最終更新日:2016.12.03 20:00
「女性は勝負下着をつけるとセロトニン、アドレナリンの分泌や、女性ホルモンが増えるといわれています。そのため、リラックスしつつ興奮する楽しいSEXが期待できるのです」(精神科医・山中裕子氏)
日本の勝負下着(ランジェリー)の歴史は「高度成長期以降」と語るのは、立正大学心理学部の川名好裕教授だ。
「基本的に下着は保温や排便・排尿による汚れや性器を隠す実用的なものでした。美的要素の入る『ランジェリー』という言葉が広まったのは、1960~1970年代に起きた米国のSEX革命の影響が大きい。
それまでは結婚まではSEXしてはいけないという社会規範が強かったが、愛し合っていればSEXしてもいいという自由恋愛・婚前交渉が広まったのです」
そこで女性の結婚への「戦略」として勝負下着が広まったという。
「結婚までこぎつけるためには『性的魅力と美的魅力』の2つで魅惑し続けなければならない。だから肌をより美しく見せ、下着自体も美しく見せる勝負下着が広まったのです。
勝負下着は性器の美的装飾といえるでしょう。女性の社会進出がますます増えるにつれ、恋愛の自由化は進みます。その競争下で、勝負下着はさらに大切になっていくでしょう」
本誌は、美人女子大生&OL100人に勝負下着のアンケートを取った。すると、「一番高い勝負下着」では、34人が1万5000円のものだという。なかには5万円の勝負下着を持っている人も。
ちなみに、今回のモデルを努めてくれた夢乃あいかクンがはいているのは、ピュアホワイトスリップ。ミニ丈のスリップで、女性よりも男性が選ぶ傾向にあるそうだ。男の夢はどこまでも広がっていく。
(週刊FLASH 2016年11月15日号)