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【QUIZで鍛えるビジネス算数脳】往路・復路の平均速度
連載FLASH編集部
記事投稿日:2017.01.15 17:00 最終更新日:2017.01.15 17:00
問題
あるビジネスマンが東京―名古屋間を、行きはノンストップの「のぞみ」で、帰りは各駅停車の「こだま」で往復した。
「のぞみ」の平均時速が200km、停車時間も含めた「こだま」の平均時速が120kmだとすると、往復の平均では時速何kmになるだろうか?
(↓解答はずっと下にあります)
答え 時速150km
行きが時速200km、帰りが時速120kmなので、帰りの速度は行きの5分の3、したがって所要時間は3分の5倍になります。
たとえば行きに90分かかると、帰りは150分かかりますから、片道の平均所要時間は120分となります。これを時速200kmと比較すると、
120÷90=4/3
で所要時間が3分の4になっているので、時速は4分の3。すなわち、200×3/4=150kmです。
念のため、時速120kmと比較すると、
120÷150=4/5
で時間は5分の4、速度は4分の5となります。120×5/4=150kmと、やはり150が導き出されます。