芸能・女子アナ
『ドクターX』好調を支える米倉涼子の「差し入れ」魂
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2016.11.30 12:00 最終更新日:2016.12.12 12:38
業界で“オバケ番組”と称されている、米倉涼子主演の連続ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。シリーズ第4弾となる最新作も、10月13日放送の第1話から20.4%と、今年民放で放送された連続ドラマの最高平均視聴率を記録。その後も20%超えを連発している。
「広告代理店が実施する事前視聴率調査でも、『ドクターX』は必ず20%を超えるんです。今の時代、この数字はNHKの朝ドラ以外では考えられないものとなりつつある。ドラマ業界では、ヒットさせる法則として『医療モノ』『刑事モノ』に加えて、『米倉涼子の主演』というトピックを挙げるほどです」(テレビ局プロデューサー)
これまでのレギュラー陣に加え、最新作では「最大の敵役」として泉ピン子が投入された。過去に共演者との一悶着が報じられているピン子だけに、クランクイン直後は現場にピリピリムードが漂っていたが、米倉はすぐに気に入られたと報じられた。
収録がうまく回っている大きな理由が、座長としての米倉の振る舞いだ。共演者やスタッフに毎回のように豪勢な差し入れを配っているという。
「ほぼ収録のたびに高級品を差し入れているようで、前シリーズ時には共演の女優・棚橋唯が、高級フルーツ店『千疋屋』のメロンをまるまるひとつ差し入れられたとTwitterで報告していました。
また別の作品でも、高級焼肉店『游玄亭』の1食5000円の弁当を100食分も自腹で差し入れしたといいます。
もちろん、高級品ばかりではなく、1個90円ほどのレア和菓子が配られたこともあるそうです」(テレビ誌記者)
あまりに豪快な米倉の振る舞いだが、こんなエピソードも。
「共演者に自ら声をかけ、飲みに行くのも多いそうです。一見キツそうに見えますが、実はまったく飾ることのない親しみやすいタイプというギャップで、共演者も一気に距離を縮められるのでしょう」(同記者)
この“ドクターX現象”に、テレビ朝日も喜びが止まらない。
「テレ朝の早河洋会長は『ドクターX』の放送翌日、視聴率が判明するたびに米倉の所属事務所社長に『昨夜もこれだけ数字が取れました』と、報告と御礼の電話をかけているとか。それだけ、嬉しい悲鳴が止まらないということでしょうね」(テレ朝関係者)
もはやひとつの時代を築きつつある『ドクターX』。1ケタ台が当たり前となってきた現在のドラマ界で、どこまで伝説を作れるか。(覆面芸能ライター・黒崎健二)