ガキの使い「笑ってはいけない」今年のゲストはローラと鈴木亮平

『ローラも再登場！』

「全員、アウト～！」

　大晦日恒例のあのフレーズが、今年もまた響き渡った。11月、埼玉県某所での撮影で、ダウンタウン、ココリコ、月亭方正（48）の5人が繰り広げたのは、お馴染みの光景だ。

　今年で11回めを迎えた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』（日本テレビ系）の特番『笑ってはいけない』シリーズ。昨年の視聴率は第1部が17.6％。6年連続で『紅白歌合戦』の裏で放送される民放トップなのだ。

｢今年のテーマは『科学研究所』。廃校になったばかりの埼玉県西部の中学校で撮影した。数百人規模の出演者、スタッフ陣でのロケは準備だけでもかなりの時間がかかる。何日も家に帰れないスタッフがいた」（日テレ関係者）

　ついに迎えた本番当日、出入り口すべてにスタッフを配置する厳戒態勢のなか、撮影はおこなわれた。｢犬神佐清」のマスクで登場した板尾創路（53）と5人の目が合ったまさにその瞬間、このシュールな空気感に堪えきれるはずもなく、あえなくアウトに。松本人志（53）の「絶対笑うやん。こんなん卑怯やわ！」という声が聞こえてきそうだが、当然、罰は待っている。

　豪華ゲストにも注目だ。今回は、大役を射止めたあの人が登場する。

｢2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』の主演に決まった鈴木亮平さんが出演する。なんと、体を張りすぎて話題となったアノ映画の奇抜な衣装を披露するなど、大活躍でした」（制作スタッフ）

　前々回出演したローラ（26）も再登場しており、「1980年代に一世を風靡したあの人気バラエティキャラのコスプレで出演する」（同前）という。

　メンバーが苦悶の表情を浮かべるのを尻目に、テレビの前ではいくら笑ってもセーフ。今年の笑い納めも『ガキ使』で決まり！

（週刊FLASH 2016年11月29日、12月6日号）