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小池百合子都知事「徘徊や夜泣きが…」近隣住民が明かす愛犬ソウちゃんとの “最後の日々”

社会・政治 投稿日:2021.06.29 06:00FLASH編集部

小池百合子都知事「徘徊や夜泣きが…」近隣住民が明かす愛犬ソウちゃんとの “最後の日々”

2017年10月、愛犬を抱えて自宅から出る小池氏

 

 6月22日に突然発表された、小池百合子東京都知事(68)の過労による入院に、驚きが集まっている。ただ、都政を取り巻く状況が状況だけに、機をうかがった “雲隠れ” を疑う声も少なくない。

 

「7月4日投開票の東京都議選挙を見据えてのことでしょう。小池氏自身が旗揚げした都民ファーストの会は大敗が見込まれている。過半数を占めるのは、おそらく自民党と公明党。最近の東京五輪に関する発言を聞いていても、もはや政権与党である自公と喧嘩できなくなっていることがわかる。入院は都民ファの応援に行かずにすむ、格好の口実になります」(政治アナリスト)

 

 

 ある元都政経験者は、それを小池氏の国政復帰への布石とみている。

 

「下手に都民ファを応援して負けたら、“小池が来ても勝てなかった” とみられて、国政復帰が難しくなる。だから、今はマイナスをできるだけ小さくしておきたいのが本音だと思いますよ」

 

 都民ファーストの会の立候補者の一人は、2週間前に撮影され、送られてきたという小池氏の応援ビデオメッセージを紹介している。

 

 そのなかで小池氏は、「彼女は万能で、なんでもできちゃう」と立候補者を持ち上げているが、前出の政治アナリストは「周到な小池さんが、応援演説に行けないことを見越して作成していたものでも、驚きはありません」と指摘する。

 

 一方、このところの小池氏は、実際に極度の疲労に見舞われていたという証言もある。

 

「入院前の1週間ほどは、見るからに体調を崩していたようです。2日連続で徹夜したり、テレビ会議でも “声がかすれてごめんなさい” とつらそうなそぶりを見せたり。会見でも立っているのがやっとで、相当疲れていたのは事実です」(都政担当記者)

 

 しかし、それよりなにより “女帝” を打ちのめしたのは、ある “身内の不幸” だった。都庁担当記者が明かす。

 

「あるときから、都知事がごく近い数人の職員にだけ、愛犬 “ソウちゃん” の死を打ち明けていました。20年近くも飼っていた老犬でしたが、都知事は家族がいないだけあって、我が子のような溺愛ぶりは有名でした。後にも先にも、あんな悲痛な様子の都知事は初めて見ましたよ」

 

 小池氏の自宅近辺でも、飼い猫が “ソウちゃん” と友達だったという近隣住民から、小池氏と “ソウちゃん” の最期の日々について話が聞けた。

 

「(元首相の)小泉純一郎さんから譲られたという話でした。小池さん自身が総理大臣になりたいので、 “総理のソウちゃん” と名づけたんだそうです。こちらに越してきたころにそうおっしゃっていましたね。

 

 当時はお母さんもお元気でしたが、その後亡くなって、今は小池さんお一人です。小池さんのご自宅には、昼間はお手伝いさんや事務所の方もいますが、夜は “ソウちゃん” にべったりだったようです」

 

 晩年の “ソウちゃん” は腫瘍などを患っていて、見るも痛ましい様子だったという。

 

「今年に入ったあたりから歩けなくなり、目も見えなくなってきていました。だからお手伝いさんがつきっきりで家の前をちょこちょこ歩かせたり。そのうち徘徊や夜鳴きが始まり、認知症みたいになっていましたね。亡くなったのは6月1日でしたか。その2日ほど前から目に見えて弱っていました」(前出の近隣住民)

 

 最期の日々、小池氏はなるべく長い時間を自宅で過ごすようにしていたという。

 

「5月に入ってからは、夜は早めに帰って来られることも多かったと思います。 “ソウちゃん” と過ごせる最後の時間を惜しんでいたんでしょうね」(前出の近隣住民)

 

 仮病すら疑われた女帝だが、じつはたった一人で、愛犬の死と向き合っていたのだ。

 

(週刊FLASH 2021年7月13日号)

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