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ヒット1本のコスト266万円「巨人」30億円大補強もコスパ最低スポーツ 2017.03.16

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 2年連続Ⅴ逸で、渡邉恒雄前球団最高顧問の怒りを買った巨人。汚名返上とばかりに、FAで史上最多の3人、新外国人も2人獲得し、要した金額は30億円を超える大盤振舞いだ。優勝から遠ざかるたびに発症する「欲しい欲しい病」。これでは、生え抜き選手の成長は二の次となる。


 
 2013年にこんなことがあった。寺内崇幸は、自己最多の114試合に出場し、日本シリーズでは、シーズン24勝無敗の楽天・田中将大から本塁打を放つ活躍だった。これで、長年悩んだ巨人のセカンドが、ようやく埋まるかのように思えた。



 しかしフロントは、オフに西武の片岡治大がFA宣言すると、すぐさま飛びついた。このとき、いつも巨人の補強に苦言を呈する野村克也氏は、球団の体質が片岡をダメにすることを危惧していた。



「片岡はワシの楽天監督時代に、警戒していても盗塁されるほど足のある選手。だが、パからセに変わると成績が落ちるかもしれない。それを我慢して使いつづけることができるだろうか」



 はからずも、その懸念は当たった。セ・リーグに馴染めなかった片岡は、その後、怪我に悩まされるなど精彩を欠き、昨年の出場はわずか32試合、押しのけられた寺内も55試合に終わった。



「巨人は、『名前』で獲るのが大前提なので、メディカルチェックがおろそかになっている。しかも活躍できないと、すぐに控えに回すなど我慢ができない」(担当記者)

 


 今年、破格の待遇で獲った陽岱鋼(ようだいかん)、山口俊は、怪我でキャンプは三軍スタートと、首脳陣の期待を裏切った。



「ともに、怪我持ちであることを調査しなかった結果。とくに山口俊はFA宣言したとき、右肩痛が深刻なことを横浜の球団関係者はわかっていたので、『巨人は詳細に調査しない』と、ほくそ笑んでいたほどだった」(同前)

 


 大金をつぎ込んで獲得するわけだから、活躍できなければコストパフォーマンスが悪くなるのは当然の結果だ。本誌は今回、昨年の活躍に対して妥当な査定なのか、独自で調査をおこなった。

 


 その結果、スタメン野手で算出すると、広島の選手たちはヒット1本のコストを平均すると87万円。対して、巨人は266万円にも上る。1勝に要する金額も巨人は5164万円と、12球団最低のコスパとなる。



 某球団のフロント幹部が、巨人の補強事情を解説する。



「巨人では2、3年先を見据えて選手を育成するのではなく、今年勝たなきゃダメなのです。だからこそ、大型補強を繰り返す。しかも、補強した選手が活躍する、しないは二の次。要は、相手チームの戦力ダウンを目論んでいる節がある。

 


 故障を見抜けなかったのは巨人の調査不足ですが、昨年11勝した山口俊が抜けた横浜は確実に戦力ダウンです。他球団ならそれではダメだが、巨人では補強に成功したとみなされる。常勝巨人は、今年こそ優勝をと言い訳しながら大物を獲りつづける。


(週刊FLASH 2017年3月7日号)

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