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欅坂46小林由依 櫻坂46発足は「緊張感とワクワクが同居」
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2020.10.08 17:00 最終更新日:2020.10.08 17:00
10月12、13日に行われる『欅坂46 THE LAST LIVE』で5年間の活動に区切りをつける欅坂46。その中心的存在である小林由依がこの5年間と、14日にスタートする櫻坂46への思いを語った。
―10月14日から改名されますが「櫻坂46」という新グループ名を最初に聞いた印象はいかがでしたか?
とてもきれいな名前だなと思いました。日本を代表する花の名前を掲げて活動していくことにとても緊張感はありますが、ワクワクしています。
―グループカラーが「白」ということについてどうお考えですか?
白はかわいいイメージにも、清らかなイメージにも、スタイリッシュなイメージにも取れる色だと思うので、グループのさまざまな表情を見せたいなと思いますし、櫻坂46なりの白のイメージを作っていけたらいいなと思います。
―欅坂46の色は残したいですか、それとも、まったく違うものにしたいですか?
すべて消してしまうのではなく、欅坂46の「曲のメッセージをパフォーマンスで伝えよう」という部分は引き継いでいきたいですし、今まで以上にメンバーの魅力が引き出されるような、さまざまなジャンルの曲に挑戦したいという気持ちもあります。
―菅井(友香)さんは「グループの名前がひとり歩きした」と言っていましたが、櫻坂46ではイメージにとらわれたくないと思いますか?
うーん。よくも悪くも「欅坂46ってああいうグループだよね」というイメージがついていたところはあると思うので。でも、新しいグループになったからといって、欅坂46でやってきたことを否定しなくてもいいと思うんです。今までの活動を踏まえて、櫻坂46で活動していきたいです。
―個人の活動では映画『さくら』が11月に公開されます。錚々たる俳優の方たちに囲まれた撮影は刺激を受けたんじゃないでしょうか?
刺激というより、圧倒されたというか。ご一緒させてもらった皆さんがすごい方ばかりだったので、感銘を受けどおしでした。
―小林さんが演じたカオルは、自分に近いキャラクターでしたか?それとも遠かったですか?
自分とは真逆だったので、自分の中から引き出すのではなく、カオルという女のコを想像しながら演じました。
―楽しさはありましたか?
とにかく必死だったので、お芝居ができる楽しさはあったんですけど、現場を楽しむ余裕はなかったです。また演技に挑戦できる機会があればいいなと思ってます。
――『不協和音』の個人PVを観て、小林さんは演技ができる人だなと思いましたが、いよいよ花開きましたね。演技したい欲求はずっとあったんですか?
まず「いろんなことをしてみたい」というのがあって。「グループの中で私はどのジャンルなら居場所を確立できるだろう」と考えたとき、演技があったんです。
―外の現場で揉まれてからグループに戻って、欅坂46の見方は変わりましたか?
見方というより、安心できるグループだなと思いました。基本的に外の現場ではグループを背負っているけど、『さくら』では「一人の小林由依としていよう」と思っていたので、撮影を終えてグループに帰ってきたときは落ち着いたというか。「外では気を張っていたんだな」と気づいたんです。
―小林さんには「やりたいことリスト」があるそうですが、その中に「映画出演」はあったんですか?
はい。ありました。
―リストの中の「やりたいこと」はどれくらいかないましたか?
やりたいことが多すぎるので、10分の1もないくらいです。
―今話せる範囲で「やりたいこと」を教えてもらうことはできますか?
やっぱり「櫻坂46がいいスタートを切れるように」というのがあります。
―10月12日、13日におこなわれる公演はどんなライブにしたいですか?
ラストライブになるので、欅坂46の世界を思う存分に味わってもらえるようなライブにしたいです。そして、欅坂46として終わりを迎えたとしても、次に向かう光を見せることができたらいいなと思ってます。
―最後に、小林さんから欅坂46に言葉をかけるとしたら…。
人生の中の大事な5年間を欅坂46のメンバーとして生きることができてよかったと思ってます。欅坂46には感謝しかないです。グループ名は変わりますが、私たちは今まで積み上げてきたものを胸に、変わらず楽曲を伝えること、皆さんに元気や勇気を与えられる存在になることを誓いたいと思っています。