グループ卒業を控える乃木坂46の1期生・中田花奈。彼女のメモリアルとなる写真集がいよいよ発売される。
2020年夏、東京を中心に撮影された美しすぎるスタイルと彼女感あふれる笑顔、そして、セクシーで物憂げな横顔─。先行&未収録カットをスペシャル公開する!
2014年4月から始まった乃木坂46のアンダーライブは、当時、ライブパフォーマンスの数が、AKB48をはじめとする大人数アイドルグループと比べて少なかった乃木坂46の課題を補完するものだった。その中心メンバーとして、圧倒的な熱量を持っていたのが、中田花奈だ。選抜常連メンバーとはまた別の角度から、現在の乃木坂46を作り上げた功労者の一人だ。
1期生として乃木坂46に加入。2ndシングル『おいでシャンプー』ではフロントメンバーを務めていたが、4thシングルではアンダー曲のセンターに立った。だが、そのときの心境には複雑なものもあったと語る。
「今でこそ、乃木坂46のアンダーセンターには大きな価値があると思うけど、当時は『アンダーはアンダーだから』という感覚でした。大学受験をしないと決めた直後だったこともあって、精神的にきついものがありました」
アンダーライブはファンの熱狂を生み、グループの底上げに繫がった。中田もライブのセットリストに意見を出したりと、自らライブを作り上げていった。
ただ、ライブをやっている期間は楽しいが、選抜メンバーが発表されると落ち込むこともあったという。「アンダーライブがやりたかったわけじゃなく、あくまで選抜に入りたかったので…」
17thシングル『インフルエンサー』では3年半ぶりに選抜に復帰。ポジションは3列目の端だったが、特に中田のパフォーマンスは注目された。
麻雀、タロット占いなどの趣味を持つ中田は、乃木坂46の中でも趣味や特技の幅が広いメンバーだ。今回の写真集は新型コロナ禍という状況も鑑みて、東京と近郊エリアに限ったロケーションで撮影がおこなわれたが、「東京」というダイバーシティに富む街を舞台にしたことで、本人の持つ「多様性」を引き出すことに成功している。
乃木坂46屈指のボディラインの美しさもさることながら、個々のシチュエーションやロケーションを自分のものにしていく、中田花奈の幅の広さにも注目だ。
そんな中田花奈が9年かけてわかったことーー。
「いちばんやりたいことはアイドルだった」
なかだかな
1994年8月6日生まれ 埼玉県出身 T158 A型 ニックネーム:かなりん 2011年8月、乃木坂46の1期生オーディションに合格。2ndシングル『おいでシャンプー』ではフロントメンバーを務める。2020年1月からは冠番組『乃木坂46中田花奈の麻雀ガチバトル!かなりんのトップ目とれるカナ?』(TBSチャンネル1)に出演。今年7月10日に、乃木坂46からの卒業(時期は未定)を発表した。