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乃木坂46 黒見明香 松尾美佑「コロナ禍の活動で見えたもの」
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2021.03.27 12:00 最終更新日:2021.03.27 12:00
この春、高校3年生になる乃木坂46 4期生の黒見と松尾。4期生としての活動が1年となる今、「乃木坂46として活動すること」への思いを語った。
―この春、2人とも高校3年生に!
松尾 3つ上のお姉ちゃんが高校3年生だったときと今の自分を比べると、 あんなに私は“お姉さん”にはなれてないから、不安になりますね(笑)。
黒見 いや、十分お姉さんだよ。
松尾 あ、私は黒見ちゃんよりはお姉さんの自信があります!本当にこのコはポンコツなので。
黒見 真顔で言わなくても(笑)。
松尾 強風の日とか、飛んでいっちゃうんじゃないか心配でしょうがない。
黒見 飛んでかないよ〜。松尾ちゃんこそフワッとした雰囲気だから、抜けてるところがあるのかなと最初は思ってたけど、案外しっかりしてた(笑)。ダンスで困っているコがいたら教えてあげたり、ほかのコのことも気にかけて、サポートしてくれるんです。
松尾 なんか照れますねぇ。黒見ちゃんとは衝撃的な出会い方で(笑)、最初から変わってるコだなっていう印象なんですよ。坂道合同オーディションの最終審査が終わって、(合格者は)一人ずつマネージャーさんと学業や今後のことをお話ししたんです。そのときに、私の斜め後ろに黒見ちゃんがいて。私は前にいた矢久保美緒ちゃんと学校の話を2人でしてたんですけど、後ろから全然違う話を黒見ちゃんが一人でしゃべってて(笑)。ふと振り返ったら、私の目を見て話してくるから、どうやらずっと3人で話していると思っていたみたいなんですよ。
黒見 私が? …覚えてない。最終審査の日に、松尾ちゃんとしゃべったこと自体、覚えてない(笑)。
―この2月で乃木坂46に4期生として配属されて1年がたちました。
松尾 難しかった一年でした。配属されてすぐコロナ禍になって、先に活動を始めていた4期生11人ともなかなか会えなかったし、先輩方と一緒にお仕事をする機会もあまりなくて。かといって研修生のときから新4期生の5人は一緒にいたけど、研修生のなかでこの5人が特別、仲いい同士っていうわけでもなかったんです。でも、5人で一緒にいることが多かったから、この一年でぐっと仲が深まりました。
黒見 たしかに。あと、乃木坂46の一員として初めて自覚を持てた一年でもありました。「乃木坂46時間TV」とか白石麻衣さんの卒業コンサートとか、少ないながら先輩方と一緒にイベントをやっていくごとに、「もう私はファンじゃなくて、メンバーなんだ」という自覚が強まっていって。
松尾 うん。白石さんの卒コンのときに、初めて自分の名前が書いてある衣装を準備してもらえたんですよ。最後のほうに着てた紫の衣装なんですけど。今までは、新内眞衣さんや松村沙友理さんなど、同じような身長の方の衣装を借りていたんです。
黒見 私は齋藤飛鳥さんや堀未央奈さんの衣装を借りることが多かったです。
松尾 でも、そこで初めて衣装に自分の名前があるのを見て、乃木坂46の一員に本当になれたんだなって思えて、すごく嬉しかったですね。