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「同期の一言に…」乃木坂46与田祐希が語った舞台裏の大号泣
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2021.06.21 21:00 最終更新日:2021.06.21 21:00
6月9日に発売された乃木坂46の27thシングル『ごめんねFingers crossed』の共通カップリング曲『全部夢のまま』で初の単独センターに抜擢。'20年は映画初出演を果たし、MVでも高い演技力が話題になるなど、女優としても成長を続ける与田祐希。5月に21歳の誕生日を迎えた彼女が、6月22日発売の「Platinum FLASH」Vol.15で表紙を飾った。
「いろいろと悩む時間さえ、必要だと思えるようになった」と力強く話す与田。成長の陰には、ともに活動してきた乃木坂46 3期生の支えがあるとも。いま抱いている、同期全員への思いと感謝を語った。
■「助けるから大丈夫だよ」その言葉だけで大号泣
―― 5月5日で21歳に。ハタチの1年間はどんな年でしたか?
あまり実感はなかったですね。あっという間にハタチが終わっちゃったなと。
2年連続で緊急事態宣言中だったということもあり、5月9日に配信でおこなったバースデーライブ(『乃木坂9th YEAR BIRTHDAY LIVE〜3期生ライブ〜』)は、すごく思い出に残っています。
それに、この1年は、オンラインのイベントが多くなって寂しい気持ちもありますが、こんなときだからこそ新たな挑戦ができればと思っています。
最近は、活動をするなかで悩むことも増えましたが、そういう時間も嫌じゃなくて、充実しているからだと前向きにとらえられるようになりました。20代になって、悟りの境地に達したのかな(笑)。
―― あらためて『9th YEAR BIRTHDAY LIVE〜3期生ライブ〜』はどうでしたか?
じつは、ほかのお仕事と重なって、全体リハーサルにあまり参加できず、全曲はパフォーマンスできないかもしれないという心配がありました。それに、3期生の新曲『大人たちには指示されない』の振り入れもあって。久しぶりにパンクしそうになりました。
でも、3期生のみんなが「わからなかったら助けるから大丈夫だよ」「安心してステージで歌って」と言ってくれて。その言葉だけで、大号泣。あらためて仲間に恵まれているなと思いましたし、私も踏ん張って頑張らなきゃと。ライブを通じて「3期生大好きだ!」って、心から思いました。
―― 今号には伊藤(理々杏)さん、阪口(珠美)さん、中村(麗乃)さんも登場してくれていますが、3期生の各メンバーにはどんな思いが?
たまちゃんは、いつも予測できないかわいさがあります(笑)。メンバーのなかでいちばん妹感があって、とくに『口ほどにもないKISS』を披露しているときは「かわいい!」を連発してしまいます。
理々杏は「僕は~」という話し方が独特で、揺るがない自分を持っているところが好きです。ほっぺをさわってきたり、甘えてくるところも愛らしい。
麗乃は、3期生ライブで『アナスターシャ』のセンターを務めましたが、オーラがすごかった!きれいだなと思いました。『ノギザカスキッツACT2』(日本テレビ系)で私が演じた「スト子」というキャラを好きと言ってくれるのも嬉しいです。
■「落ち込んで泣いたときも心配してくれた」
―― どんどん出てきますね。
はい。(岩本)蓮加は、大人っぽくなりました。3期生のなかで最年少ですが、ライブでも支えてくれて。3期生のセンターは蓮加しかできないって、みんなで言っています。
梅ちゃん(梅澤美波)は、ふだんはお姉さんで、みんなのことを見守っているけど、突然弾けたり(笑)。「すごく緊張する」と言いながら、本番では完璧にMCをこなす姿がカッコいいですね。梅ちゃんがいると安心します。
桃ちゃん(大園桃子)も隣にいると安心する存在。ライブ前に落ち込んで泣いちゃったときも心配してくれて。本番中にも「与田、大丈夫?」って言ってくれたのがイヤモニを通じて聞こえてきて、優しさを感じました。
(久保)史緒里は、あらためてトークをまわすのが上手だなって。でも、3期生ライブ中に流れた昔の映像を見ると、トークの仕方がすごく変わっていて。努力でこんなにも変われるんだと驚かされました。
それから、でんちゃん(佐藤楓)は、プライベートでも仲よしで、話していると妙なテンションになります(笑)。私が考えつかないようなことを考えつくから楽しいんです。よく一緒に焼き肉にも行きますが、でんちゃんは、焼き肉屋さんに詳しくて、いつもいい店を探して予約してくれるんです!
(向井)葉月も焼き肉仲間で、しょうもない話から深い話までいろんな話をしています。最近、すごく大人っぽくなって、女子力も高い。よく「葉月は俺の嫁だ」って絡んでいます(笑)。
それから(山下)美月は、センターを務めた『僕は僕を好きになる』の期間ですごく変わった気がします。佇まいに自信を感じるというか。バラエティ番組でのトークもすごいなって思うし、自分も頑張らなきゃといつも刺激を受けています。〝あざとかわいい〟キャラもいいですよね。
綾ちゃん(吉田綾乃クリスティー)は、すごく陽気でスキンシップがすごい(笑)。「ウェーイ!」って感じで(笑)。そういう楽しい時間をいつも作ってくれます。
―― あっという間に全員のことを話しちゃいましたね。
あらためて同期を見ると、似ている人がいないですよね。それぞれが違う雰囲気なのに、まとまりがあるのが不思議だなって。奇跡のような気がします。本当に最高の仲間です。誰一人欠けてほしくない。誰かが卒業するのは悲しすぎるから、最初に卒業して見送ってもらいたいと思うほどです。
(「Platinum FLASH」Vol.15)