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乃木坂46 田村真佑、早川聖来 仲良しの2人が語る「私たちだけの思い出」
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2021.08.26 12:00 最終更新日:2021.08.26 16:50
グループの中でも仲良しで知られる田村真佑と早川聖来。その過程を、乃木坂46オーディション時からのエピソードで語り尽くす。
― 仲がいいことで知られている2人ですが、距離が縮まったのはいつから?
田村 私は乃木坂46のメンバーで乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン2019』をやっているときだと思ってるんだけど…。
早川 いや、その前から仲よかったよ。私は4期生みんなとしゃべってたから。「仲よし」の基準の違いだよね。
田村 そう。私にとっての「仲よし」ではなかった(笑)。入りたてのころは「体が柔軟で、ダンスが上手だな」って思ってた。
早川 私は「オーディション番号1番の子」って覚えてた(笑)。そもそも入りたてのころは、東京組と地方組でスケジュールが違ってたからね。話す機会が少なかったっていうのはあるよね。髪の毛の色が明るかったから「ヤンキー?」とは思ったけど(笑)。
田村 私にヤンキー要素ないよ! 私は聖来のことを「美人だけど、性格はキツそうだな」って思ってた(笑)。
早川 ちょっとー!
田村 でも『セーラームーン』で仲よくなったのは間違いない。
早川 同じ時間をいっぱい過ごしたからね。自然にそうなった。
田村 お芝居で絡む場面があったから、「ここってどんな気持ちなのかな?」って話していくうちにね。それで性格もよくわかるようになった。大阪のおばちゃんっぽいところがあったり…。
早川 えー? どこが?
田村 いや、まだ話の途中だから! 上品なところもあるし、ぶりっコなところもあるし。いろんな面が見えてきたっていうことが言いたかったの!
早川 本当は「おばちゃん」って言いたかっただけじゃないの?
田村 違うって! 基本的に、聖来は所作がめっちゃきれいだから。歩き方とか。さっき、私のこと「ヤンキー」って言ったじゃん。
早川 言った(笑)。まあ『セーラームーン』を通して、活動についての相談をするような仲になったよね。年上のまゆたんのほうが私にいろいろ言ってくる感じだよね。私からまゆたんには「ちょっと聞いてよ!」みたいな。相談っていうか、まゆたんは聞き上手だから、日常のちょっとしたことを話すと、ニコニコしながら聞いてくれる感じ。
田村 聖来が私に相談してくれたことってあったっけ? 多分ない気がするんだけど…。私、相談されてもすぐ忘れちゃうから(笑)。
早川 忘れないでよ!
田村 私が聖来に相談するのは、なんでもかんでも「大丈夫だよ」って言うわけじゃなくて、物事をハッキリと言ってくれるから。ちゃんとした意見が返ってくるから、自分がすべきことが見えてくるんだよね。そこにいつも助けられています。
― 2人だけの思い出ってありますか?
田村 あります! 私がレギュラー番組で「頑張ります!」と言いすぎて、痛いコみたいになっちゃって。そのときに、聖来に思い切り泣きついたよね。
早川 私のほうが年下なのに(笑)。
田村 私って、そんなにおもしろい人生を歩んできたわけではない、と自分では思っているから、話を振られてもどう返せばいいか、わからなくって。それでも活動を続けていられるのは聖来のおかげだよ。
早川 まゆたんと私って4期生のなかでは年長組で、スタッフさんから「年下メンバーのこと、よろしくね」って言われることが多くて。状況が似ているから、考えていることもわかるし。そんななか、『猫舌カモミールティー』でまゆたんが初めてセンターになったときは思わず電話しちゃった。まゆたんの悩みもわかっているから、本当に嬉しくてね。
田村 4期生に勢いがあるなかでまかされたセンターだから不安だったんだけど、聖来からの電話で安心したよ。