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NMB48小嶋花梨×貞野遥香×原かれん“新体制キャプテン”の目標はグループの再構築
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2022.02.24 12:00 最終更新日:2022.02.24 12:00
元日の組閣で大抜擢されたチームNキャプテンの貞野遥香とチームMキャプテンの原かれん。そこにNMB48キャプテンの小嶋花梨が加わり、新生NMB48のキャプテン3人が集結。グループの今と今後について本音で語り合った。
― 『2022 新春組閣発表会』で、チームNのキャプテンに貞野さん、Mのキャプテンに原さんが指名されました。まずは選ばれたときの率直な感想を聞かせてください。
貞野 すごく嬉しかったです。昨年1年間、NMB48は6つのグループ編成で活動していましたが、私はそのなかの「LeopAje(レオパージュ)」というグループのリーダーをさせていただいていました。リーダーを務めるなかで「いつかこの経験を生かしてキャプテンを任せていただけるような存在になれたら」と思うようになっていたんです。でも、いざ実際に指名されると「本当に私で大丈夫かな」という不安がありました。
原 私は、腰が抜けました(笑)。キャプテンとして名前を呼ばれた瞬間、びっくりして椅子から落ちたくらい。それに、正直なところ、最初は選んでいただいたことに不安しかありませんでした。でも、今は「私がしっかりしないとチームがダメになる」と気持ちを切り替えられました。キャプテンとして強くなろうと、もがいている真っ最中です。
― おふたりは、どんなところが評価されて選ばれたと思っていますか?
貞野 コレだとはっきり自覚できるものはないですが、やっぱり「LeopAje」のリーダーを務めたことが大きいのではないかと思います。それまでは自分のことで精いっぱいでしたが、少しまわりを見る余裕を持てるようになったというか。それに先輩方やスタッフさんから、「成長したね」と言っていただけたことで、自信を持てるようになったことも理由のひとつかなと思います。
原 私はメンバーのことを見るのが大好きで、メンバーのよいところを見つけるのが得意なので、そこを期待されているのかなと思っています。
― NMB48全体のキャプテンを務める小嶋さんは、おふたりのことをどう見ていますか?
小嶋 頼りがいがあって、納得の2人だと思っています。はるちゃんはいつもニコニコしていて、空気も読めるメンバー。「LeopAje」のリーダーとして、しっかりと言うべきことを本音で話している姿を見て、さらに頼もしいなという印象が加わりました。
かれんたんは、昨年、同じ「きゅんmart」というグループで活動していたのですが、配属されたころ、「リーダーに立候補したかった」という気持ちを聞いていたので、ずっとリーダーやキャプテンへの思い入れがあることは知っていました。
それから1年間、私や、年下だけど「きゅんmart」のリーダーを務めた塩月希依音ちんゃなど、さまざまなリーダー像を見てきたことが糧になっているのではないかなと思います。かれんたんは、先頭に立って引っ張っていく“ザ・リーダー”的な存在とは違う新しいリーダー像を作り出してくれると期待しています。
原 今の言葉、録音したいです。つらいことがあったときに聞きたいので、絶対にくださいね!
― わかりました(笑)。貞野さん、原さんにとって小嶋さんはどんな存在ですか?
貞野 頼れて、本当にカッコいい存在です。それに、そばにいてくださると安心感もあります。
原 すごく自分たちのことを見てくださっているなと感じます。優しくパスを出してくれるときもあれば、一歩引いて見守ってくれるときもあって。そんな姿をたくさん見てきたので、こじりん(小嶋花梨)さんみたいなキャプテンになりたいと思っています。
小嶋 嬉しい。2人とも本当にありがとう!
― 小嶋さんはNMB48全体をまとめる立場から、おふたりへアドバイスはありますか?
小嶋 これだけは持っていてほしいと思うのは“NMB48愛”です。いろいろな壁にぶつかっても、グループを好きだという気持ちがあれば頑張れるし、それがなければきっと何もできないと思います。でも、2人にはすでにグループへの愛が備わっていると思うので、心配はしていません。これからもその愛を失わずに、頑張ってほしいと思います。
貞野・原 しっかりと胸に刻みます!
― 1年ぶりにN、M、BIIというチーム編成に戻りましたが、それぞれどんなチームになりそうですか?
小嶋 それぞれ所属したメンバーを見ると、新チームNは2期生から7期生まで揃っているので、「NMB48の伝統」を継承できるチームだなと思っています。
貞野 そうですね。幅広く期生が揃っているのが強みだと思います。歴代のチームNはカッコいい感じだったと思いますが、新チームNは、セクシー系のお姉さんメンバーとかわいい後輩メンバーが揃っていて、かわいいもカッコいいもセクシーも見せられるチームになれるかなと。そんなメンバー一人ひとりの個性を引き出せるよう頑張りたいです。
小嶋 そうなるといいね。逆に、新チームMは若いメンバーが多いので、あまり歴史にとらわれずに今のNMB48のよさを爆発させてほしいなと。前田令子、出口結菜など、楽しんで活動しているコが多いので、今後どうなるのか楽しみです。
原 以前のチームMも個性あるチームでしたが、さらに個性の塊が集まったような気がします。私はパティシエとなって、この個性豊かなメンバーで濃厚でかわいいデコレーションケーキのようなチームを作っていけたらなと思います。
― 2月23日に、NMB48の26枚めシングル『恋と愛のその間には』がリリースされましたね。
小嶋 はじめて聴いたときは“意外だな”と思いました。事前にセンターが(上西)怜ちゃんと(梅山)恋和だと聞いていて、絶対アイドルソングだと思っていたので。かわいい曲だと思って、髪も伸ばしていたんですよ(笑)。でも、実際はクールなカッコいい曲で。予想外だとは思いましたが、じつは私の好きな曲調で嬉しいです。
貞野 私もイントロを聴いた瞬間に、「好きな感じ!」と思いました。ダンスも今までのNMB48にはないタイプで、新しさを感じました。
原 そうだね。「これが新生NMB48です!」という曲だと思います。寅年らしく“ガオ~”という振付もあるので、注目してほしいです。
― タイトルは意味深ですよね。
原 “恋”は片想いで“愛”は両想いのイメージがあるので“恋と愛の間”は恋から愛へ気持ちや関係を育んでいく時間だと思っています。
小嶋 なるほど。それだね。
貞野 そうですね!
― 最後に、これからの目標を教えてください。
貞野 新チーム体制になったので、今までのNMB48のよさを残しつつ、新しいNMB48のよさをたくさん発信していきたいです。まだNMB48を知らない方にも「こんなにかわいいんだ」とか「こんなにライブって楽しいんだ」と思っていただけたら。あとは、もっと音楽番組にも出たい! いろんな場所に出させていただけるよう頑張って、たくさんの人に知ってもらいたいです。
原 メンバーのNMB48愛をもっと育みたいです。メンバー同士が「ここが第二の家族だ」と思えるよう、ほっこりあたたかいグループにしたいです。そして、NMB48の冠番組を持ちたい! NMB48のよさ全開で、もっと知名度を上げたいと思います。
小嶋 目標は2人と同じです。そのために何をすべきか考えると、私はファンの方のNMB48の印象を変えたいなと。ずっとファンでいてくださる方には、「応援していて楽しいな」と思っていただけるようなものを届けていきたいです。まだNMB48を知らない方や以前は好きだったという方には、興味を持ってもらえるよう、自分たちのすべてをさらけ出していく必要があると思っています。メンバーだけでなく、ファンの方とも本音で向き合わないといけないなと。NMB48を応援したいと思ってくれる人を増やすため、準備をしていきたいと思います。新生NMB48に期待してください!