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乃木坂46「新内眞衣」オールナイトニッポン0を語り尽くす

AKB・坂道 投稿日:2017.05.05 16:00FLASH編集部

乃木坂46「新内眞衣」オールナイトニッポン0を語り尽くす

 

――『オールナイトニッポン0(ZERO)』(以下、ANN)での冠番組。決まったときはどんな心境でしたか?

 

 最初は、私個人ではなくて、乃木坂46での出演だと思っていたんです。だから、一人だとわかったときは“無理”って言いました(笑)。正直『ANN』というのがプレッシャーで。私もニッポン放送の関連会社で働いているので、『ANN』の重さ、大切さは十分知っていましたから。
 それに1時間半の生放送。当時、bayfmさんで番組を持たせていただいていましたが、その番組は収録で、スタッフの方が上手に編集してくれていたので、生放送は怖いって。

 

――番組開始当初はどうでしたか?

 

 最初は、本当に緊張しました。何を話せばいいのかわからなくて、焦って早口になっていましたね。放送中に来たリスナーさんからのメールにも全然いいリアクションができなくて。言葉がパッと出てこないんです。
 終わってから「もっと、こういう言葉を使ったほうがいいよ」とアドバイスをいただいたり、反省会の連続でした。

 

――番組開始からもうすぐ一年。今では番組のカラーも定着して、自虐コーナーも人気ですね。

 

 そもそも私自身、自虐するタイプではなかったんです。でも作家さんたちとの会話のなかで、私の自虐コンテンツをすくい上げてもらって。
 だからこのスタイルは、もちろんリスナーさんも含めて、チームで作り上げたものだと思います。自虐ネタは、共感してくれてる人も多いし、自分でハードルを低くすることで、乗り越えた感を出せる確率も高い。
 だから“自虐番組”という捉えられ方もプラス方向に考えています。それに「埼玉にまつわるひどーい都市伝説」などは、本当に偶然、リスナーさんとのコミュニケーションのなかで生まれたコーナーなので、ラジオならではの自然発生的なおもしろさも体感しています。
 でも私のことをイチ推しだと言ってくれるファンの方には、ときどき自虐について「心が痛くなるよ」って言われたりもするんですけどね(笑)。

 

――深夜枠(毎週水曜深夜27時スタート)で、大変だったことは?

 

 基本的には大丈夫なんですが、疲れているときや眠いときは、舌が回っていないし、言葉が出てこないので、リスナーの方には絶対にバレちゃっていると思います(笑)。
 スケジュールがタイトなときなどは、収録という手もあるんですが、できるだけ生放送にこだわりたいんです。それでも番組をはさんでのスタジオ―静岡往復と、仙台からスタジオ、そしてすぐに福島へと移動したときはハードでした。どちらもライブが終わってすぐに東京のスタジオへ向かい、番組が終わったその足でまたライブ会場へ。スタッフさんの力を借りて、移動のときはとにかく寝る、そんな感じでした。
 あとラジオ番組としては、少し変わった悩みかもしれませんが、じつは洋服の準備が大変なんです。番組は「LINE LIVE」での同時生配信をしていて、スタジオの様子が観られます。
 だから“観ている”リスナーさんにも楽しんでもらえるように、洋服はかぶらないとか、季節に合わせてとか。新たに購入したり、昔着ていたものを引っぱり出したり、意外とこだわっているんです(笑)。
 それと眼鏡。目が乾いて、もう無理ってときは眼鏡をかけるので、そのときはかなりプライべート感が出ているし、眼鏡姿はここでしか見られないです。

 

――ラジオを通じて成長した点、やってよかったと思うことはありますか?

 

 ファンの皆さん、ラジオではリスナーさんとしっかりコミュニケーションを取ろうと意識できるようになって、いろんなことに焦らなくなってきました。ライブやテレビ番組などでの対応力もこのラジオの生放送で鍛えられたと思います。
 それから、日々の生活でしゃべる準備をするようになって。たとえばなにげない日常のことをメモしたり、日記をつけたり。日記をつけると、自分の変化や「こんなことがあったんだ」という発見があって、話のネタになるんですよ。
 会社の上司に、ラジオを聴くこと、読書をすること、日記をつけることをすすめられて実践しているんですけど、全部トークに生きていますね。
 そのかいあってか、以前、ひめたん(中元日芽香)が出演するラジオ番組『らじらー! SUNDAY』に呼んでもらったとき、さすが違うねって言ってもらえました。
 ひめたんは、ラジオの生放送で鍛えられているからトークも言葉選びも上手だし、声もすごく聴き取りやすい。そんなひめたんに褒められたのは嬉しかったですね。
 声でいうと、(桜井)玲香ちゃんや(齋藤)飛鳥の声は聴きやすくてラジオ向きでいいなって思います。私はアイドルっぽい声ではないし、むしろ最近は声が低くなったと言われていて、メンバーの声がうらやましいなって思うこともあります。
 でも以前、小室哲哉さんが、好かれる声より、嫌われない声のほうがいいとおっしゃっているのを聞いて、今は、嫌われない声を目指そうと思うようになりました。

 

――今後、チャレンジしたいことは?

 

『ANN』では、もっとリスナーさんが番組に参加できるようなコーナーがあったらいいなって思っています。それ以外では、昼間の番組とかもやってみたいし、今は一人トークなので、複数人での掛け合いトークもやってみたい。実現できるように、スキルを磨かなきゃダメですね。ラジオは私に欠かせない場所なので、ずっと続けていきたいと思っています。

 

しんうちまい
1992年1月22日生まれ 25歳 埼玉県出身 T164 B型 ニックネーム:まいちゅん 好きな食べ物:アイスクリーム、焼き肉 趣味:旅行、買い物、お菓子作り 特技は東京メトロの路線図の色をあてる、バドミントン 17thシングルで2作連続選抜入りを果たす
(FLASHスペシャル 2017年3月20日増刊号)

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