AKB・坂道
日向坂46の聖母・潮紗理菜が迎える旅立ちの時。「一番幸せ」だからこその決断
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2023.10.30 21:00 最終更新日:2023.10.30 21:00
「乃木坂46さんに会えるかも?」と軽い気持ちでオーディションに応募したのが8年前。“奇跡”の合格を果たし7年半のアイドル活動を経てこの日、「今が一番幸せです」と晴れやかな笑顔を見せた。卒業決断の経緯、けやき坂46・日向坂46での思い出、大好きなメンバーへの愛、ファンへの感謝……ロングインタビューを通してアイドル・潮紗理菜の記憶と本心に迫る。皆に愛された「日向坂46の聖母」がいよいよ旅立ちの日を迎えようとしていた。
― 潮さんは先日、日向坂46からの卒業を発表されました。すでにブログやラジオなどで心境は語られていますが、改めて卒業を決断するに至った思いを聞かせてください。
卒業を考え始めたのは、実は結構前からです。私としてはまず、東京ドーム公演('22年3月『3回目のひな誕祭』)を終えたタイミングで「夢を納得いくまで追いかけることができた」と思えたんです。やり切った、もう悔いはないな、って。
その後、舞台『フラガール ―dance for smile―』('22年5月)に出演させていただいた経験も大きいです。今まで経験したことのない大きな壁にぶつかり、それを乗り越えたことで得られるものがたくさんありました。舞台って、誰一人として欠けたら完成できないじゃないですか。だからこそ「いいものを届けるぞ!」という思いを持ち、みんなでひとつの目標に向かって毎日毎日取り組んでいました。ひたすらがむしゃらに稽古に励む日々の中でふと、ひらがなけやき(けやき坂46)として活動を始めた当初のがむしゃらな気持ちを思い出して。そして「私はこんなふうに、何かを追いかけて頑張ることが好きなんだ!」と気づいたんです。
日向坂46は東京ドーム公演を果たし、グループとして追いかけてきた目標をひとつ達成できました。そこが卒業を考えるきっかけになりました。
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10000字のロングインタビューに小坂菜緒からのメッセージも。続きはPlatinum FLASH Vol.24へ