AKB・坂道
横山由依 『Another Story』
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2019.07.20 21:00 最終更新日:2020.03.19 13:50
AKB48グループからは離れた舞台に 初めて挑んだ5月の福岡・博多座。そして、憧れの場所だったという7月の東京・シアターコクーン。
AKB48に加入してからの約10年間、つねにグループの第一線で活躍してきた彼女が、新人として“ひよっこの気持ちで立ちたい”として挑んだ舞台の世界。芝居にかける思いを語った。
―5月には、博多座開場20周年の記念公演に出演されました。共演者にAKB48のメンバーがいない舞台、しかも演目が時代劇の『水戸黄門』。大きな挑戦だったと思います。
AKB48に入って、約1カ月も東京を離れることが初めてでしたから、本当に新鮮でした。出演させていただくことが決まって、すごく嬉しくて、稽古からいっぱい勉強させていただこうという思いでしたね。
実際、稽古に入ると、今までやってきたこととはまったく違うなと思い知らされました。たとえば、AKB48では、ほかの方がやってくださるのを見て、ダンスを覚えるような感覚でお芝居を覚える感じでしたから。最初から自分で演じるという感覚に戸惑いました。
演技の世界では普通のことかもしれませんが、あらためてAKB48って、特殊だなと。
―戸惑うことも多かったと?
稽古中は、声の小ささを指摘されたり、大衆演劇なので、「もっと大きく動いて」など、演出の先生に注意をしていただくことも少なくありませんでした。でも、それはすごく楽しい時間でしたね。博多弁のシーンでは、自宅に戻ってからしーちゃん(大家志津香)に電話してイントネーションを確認してもらったりもしました。
毎日の稽古で、「今日これができなかったから、明日はこうしてみよう」と自分に課題を課し、翌日にその成果を見ていただいて、というように、一歩一歩上っていくような感覚でした。
―時代劇という面での難しさはあった?
着物での所作をしっかり学んだことがなかったので、先生に習いに行きました。稽古で浴衣を着なければならないのに、自分で着ることができず、先輩方に着方を教えていただくことも。
でも、初めてのかつらは楽しかったです。かつら合わせをして、自分の頭に合わせてかつらを作っていただけたことも感激しました。
【あおきーの見どころガイド】
11日からシアターコクーンでの舞台『美しく青く』に出演しているゆいはん。
総監督から、すっかり「女優」の佇まいを見せ始めた彼女を撮影しました。
とても暑い日の撮影となりましたが、木漏れ日の中のゆいはんはとても柔らかな表情で、素敵なページに仕上がっていますよ。舞台で成長を続ける彼女の姿をぜひチェックしてください^_^