AKB・坂道
横山由依、新総監督に就任…ゆいはん伝説第二章始まる!
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2016.05.10 20:59 最終更新日:2016.05.10 21:48
9期生でのデビューから、怒涛の活躍ぶりで総監督へ…。たかみなから受け継いだ熱い思いを胸に秘めた、努力の人・横山由依の素顔に迫る。新たなAKB伝説の幕開けだ!
「昨年12月8日、正式に二代目総監督に就任しました。その日以降に起きた出来事はほんとに大変でした。特にそう感じたのが1月の『リクエストアワー』。全部で10公演あったんですけど、各公演の締めのコメントを話さないといけなかったんです。これがほんとに大変で…。
どうしてもたかみな(高橋みなみ)さんがやってきた、上手なコメントと比べてしまって、うまくいきませんでした。
それに、私はいつの間にかメンバーの気持ちを考えることを忘れていたんです。たとえば、去年の12月15日のこと。ニューシングルに卒業生が参加することが発表されました。選抜メンバーに入れず泣いているコたちがいたんですが、私はなぜ泣いているのか、とっさには理解できませんでした。
そんなこともわからないのに、総監督なんてやっていていいのか…。
リクアワの期間中、私はバックステージでメンバーに謝りました。『ごめんなさい。私はうまくできません。みんなの気持ちもわからない。なのに、メンバー引っ張っていくだなんて、総監督にふさわしい器じゃないのかもしれません。
だけど、AKBのことが好きです。みんなと一緒に、今まで以上の景色を見たいです。だから力を貸してください』と。すると、しーちゃん(大家志津香)が『横山が頑張ってるのはわかるからさ。みんな気持ちは一緒だから』と言ってくれました。ほかのメンバーも私の話を黙って聞いてくれていました。
翌朝、小嶋陽菜さんと渡辺麻友さんが、私がツイッターによく書いている“あるあるネタ”を投稿してくれました。それは、形を変えた私への励ましのメッセージだと受け取りました。その日、新しいAKBの形が見えた気がしました―― 」
写真・木村哲夫、本誌写真部
(FLASHスペシャル2016年GW特大号)