AKB・坂道
入山杏奈「Hola a todos!」
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2019.12.27 12:00 最終更新日:2019.12.27 12:00
'18年4月に単身メキシコへ渡り、現地のドラマ『Like』に出演。情報誌のモデルなどとしても活躍し、現地で人気のタレントとして成長している入山杏奈。日本を離れて約1年8カ月。現地での奮闘と思いを聞いた。
―メキシコへ行くことが発表されたときは驚きました。言葉も通じないなか、本当に大変だったのでは?
ひと言で、本当に大変でした(笑)。言葉が通じないというだけでなく、文化の違いにも翻弄されて…。2回逃げ出したことがあります。
―何があったのですか?
最初は、メキシコに行って3カ月がたったころ。突然インタビューをされて、「スペイン語は、まだあまり…」と答えたら、もう何も質問してもらえなくなったんです。今では通訳なしでも困りませんが、そのときは私だけ取り残された気分になって、そのはずみで積み重なっていたストレスが爆発。
もう逃げたいって(笑)。
2回めは、ドラマの撮影中。
メキシコのドラマ撮影では、台本が前日に送られてくることも多くて、夜まで撮影して、その後、セリフを覚えて、の繰り返し。
あるとき、夜9時くらいに撮影が終わって帰宅して、次の日の台本を見たら、私と男のコが2人でずっと言い合いの喧嘩をしているというシーンが書いてあったんです。
ずっとしゃべりまくりのシーンが8シーンも!
とにかく必死で覚えて、翌日の撮影に挑みましたが、4シーンめくらいから、セリフがパッと出てこなくなって。
監督からは「日本語でもいいよ」とお芝居的にあり得ない提案をいただいて。
情けないし、でも、できないし…。
わけがわからなくなって逃げ出しました、撮影所の外まで。そうしたら、みんなが追いかけてきてくれて、抱きしめてくれて。
―ドラマみたいな展開ですね。
本当に(笑)。おかげで気持ちが落ち着きました。
「杏奈の気持ちわかるよ」って、一緒に泣いてくれたこともありましたね。
【編集部の見どころガイド】
AKB48の「クールビューティ」担当だった入山杏奈ちゃん。
メキシコに渡ってからは苦労の連続だったそうですが、いまでは通訳も無しで会話している、というほど現地に馴染んでいるとのこと!
約2年ぶりに会った彼女からは美しさだけではなく、大人の余裕を感じました。メキシコでの経験をたっぷり語ってもらっています!