AKB・坂道
AKB48 Team 8 熊本県代表 倉野尾成美 『新たな決意を持って』
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2020.04.04 21:00 最終更新日:2020.04.04 21:00
―チーム8の現状をどう見ていますか?
倉野尾 みんな兼任先でうまくやっていると思います。
兼任することで、多くのメンバーがいい影響や刺激を受けていて、それがエイトの活動につながったりしているんじゃないかなって。
でも、私個人で考えると、そう簡単に割り切れないところもあって…。兼任して久しいけど、「じゃあ、エイトってなんだろう?」と考えてしまうことも増えました。
―もう少し詳しく聞かせてください。
倉野尾 昨年でいえば、兼任先のチームごとのツアーがあったり、劇場公演にも出演させていただいて、各自輝ける場所が増えたのはとってもいいことだと思うんです。
でも、「チーム8感」をどうやって出していくべきなのかということを考えてしまっていて。
兼任先で馴染むことと、エイト独自の個性を出すことは別のことじゃないですか。
私もチームKに馴染めていないことはないけど、今でも緊張はしてしまいます。
やっぱりエイトのほうが素を出せるんです。ファンの方には、「2人のなるちゃんがいるよね」ってよく言われるんです。
「チーム8の私」と「チームKの私」が別人に見えるみたいで。ほかのメンバーはどうなのか、わからないんですけど。
―兼任が決まった当初、そんな悩みを抱えていましたよね。
倉野尾 はい。楽屋でもエイトで固まることがあります。
同期だから、それも仕方ないことなんですけど…。
チームKにいると、研究生になった気持ちになるんです。
今までエイトでは同期とステージを作ってきたけど、チームKでは先輩とステージを作るから、2年めの研究生って感じがどうしてもしちゃって。
でも、歴がないわけじゃないっていう。気持ちは研究生だから、馴染みきれてはいないと思います。
―日本のプロ野球で何年も活躍したのに、メジャーに移籍したら1年め、みたいな。
倉野尾 同じです(笑)。何年も「エイトはエイト」という姿勢でやってきたけど、そこで兼任が始まって。
その状況を受け入れていく必要があります。
バチバチしたいわけでもなく、みんなでいいものを作りたいので。