AKB・坂道
宮脇咲良、運動は苦手でも目立てるのが48グループのいいところ
AKB48FLASH編集部
記事投稿日:2016.02.15 16:13 最終更新日:2016.02.22 17:42
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公式音ゲーソログラビア争奪バトルHKT48部門優勝!
ドラマ主演など多方面で注目が集まる彼女のことが、もっともっと好きになる!
かけっこと縄跳びは苦手、水泳と読書とポップコーンが大好き・・・。知れば知るほど愛おしくなる!
―まずは、公式音ゲーソログラビア争奪バトル優勝おめでとうございます。
応援していただいた皆さんのおかげでグラビアに出させていただいて、本当に感謝しています。
―ところで、8月の「AKB48グループ大運動会」では大活躍でしたね。
アハハ。大縄跳びのことですね。あれは本当に申し訳なかったです。
―大縄跳びを跳びながら、縄からフェードアウトしていくという驚きのテクニックを見せてくれました。運動神経がよくないのに、なぜあんなことが?
縄のことしか見ていなかったんです。そうしたら、あんな感じになりました(笑)。最初は縄のリズムに合わせて、意外にちゃんと跳べていたんです。自分でもそのことにびっくりしました。私が引っかかったんじゃなくて、私が跳びながら隊列からいなくなったことに驚いたメンバーの足が引っかかったんですから。だから、私のせいじゃないんです! 私は今日、これを言いたかったんです!
―原因を作ったのは自分だと思いますが(笑)。体育の時間は憂鬱だった?
それが、自分でも運動神経が悪いってわかっていなかったんです。でも、いちばん嫌いなのは跳び箱でした。1段だと低すぎて跳べないし、2段、3段になると怖くて跳べなくて。4段、5段になると論外でした。クラスのみんなは9段のところに並んでいたけど、私は1段の前で、ひとりで体育座りをしていました。
―悲しいエピソードです。今日は撮影でプールに入ってもらいましたが、水泳はいかがでしたか?
水泳は好きで今もやっています!
でも、息継ぎが苦手ですけど…。
―それだと長い距離は泳げないですね。何㍍泳げるんですか?
10㍍です…。
―息継ぎが苦手なんじゃなくて、水泳が苦手なんじゃないでしょうか(笑)。
そういう言い方もできるかもしれません。クラスでチーム対抗のリレーをすると、チームのみんなは私にイライラしていました。自分では泳いでいるつもりでしたけど、前に進まなくて。
―陸上競技はいかがでしたか?
毎年お母さんに、「かけっこでビリじゃなかったら、ゲームを買ってあげる」と言われていました。ビリにならないように頑張った結果、小学校の6年間で1回だけビリじゃなかったんです!
―走りが上達したんですか?
いや、同級生が転んだんです。よっしゃーと思いながら走って(笑)。
―そのエピソードはあまり知りたくなかったです(笑)。「大運動会」での腕を伸ばしたままの走り方は、司会の山崎弘也さんには「八つ墓村」と表現されていましたが。
MVの撮影で走るときは、意識するからちゃんと走れるんですけど、それだと遅くなってしまうんです。だけど、運動会では全力で走らないといけないから、ああなってしまうんです!
―自分では無意識だ、と。
鳥になっているんです。鳥って空気抵抗を受けないような形で翼を広げているから、大空を羽ばたけるんです。私はその方法を採り入れています。
―世界陸上で腕を曲げずに走っている選手なんて見たことないですが…。
に…。でも、AKB48のすごいところは、縄跳びが下手だったり足が遅かったりする人が目立てるということです。今まで、運動会で目立ったことがなかったので、嬉しいですね。
『武道館』はファンの方にもメンバーにも読んでほしいな
―読書好きで知られていますが、月にどれくらい読みますか?
最近は2、3冊です。移動のときに読むことが多いですね。バッグにはつねに本が入っていて、今読んでいるのは東野圭吾さんの『ラプラスの魔女』です。デビュー30周年記念作品で、けっこう長いので、気合を入れて読んでいます。
―ほかに好きな小説家は?
山田悠介さんと湊かなえさんです。山田悠介さんは衝撃的な展開が好きです。扱われるテーマもショッキングなんです。『リアル鬼ごっこ』『メモリーを消すまで』もそうですよね。湊かなえさんの『告白』も衝撃を受けました。松たか子さん主演で映画化もされたので、有名ですよね。
―伊坂幸太郎さんは?
初めて読んだサスペンス作品です。それまでは青い鳥文庫ばかり読んでいたけど、お父さんにすすめられて読むようになりました。お父さんも本が大好きで、家は本だらけです。家族で本屋さんに行くと、みんなで10冊くらい買ってきて、お父さんとお風呂で読む…みたいな。小さいころはそんな生活でした。
―アイドルがテーマの朝井リョウさんの『武道館』も読んだんですね。
はい。おもしろかったです。特にアイドルが好きな方や、アイドル自身が読むとよけいにおもしろく感じると思います。私、泣きました。登場人物の気持ちがわかりすぎて。自分は頑張っているのに、悪意で受け取られてしまったりとか…。読んでいて、つらかったです。アイドルが卒業するということは、人生の選択なんだということが書かれていますが、身にしみて理解できました。
―小説の一方で、漫画も読むんですね。
好きなのは東村アキコ先生の作品です。小学生のころから読んでいます。『ママはテンパリスト』の1巻を本屋さんで見つけて以来のファンです。
―『海月姫』は腐女子が主人公ですが、もしかして気持ちがわかるとか?
がっつりわかります。私は〝そっち側〟の人間という意識があるので。登場人物の「尼〜ず」は好きなジャンルを語るときに一気にまくしたてることがありますが、私もそうなることがよくあります(笑)。
―次に読んでみたい作品は?
小説なら村上春樹さんの作品がいいな。『1Q84』とか難しそうな本に挑戦したいです。あと、太宰治さんの『人間失格』。中学時代に読んだことがあるんですけど、意味がわかりませんでした。17歳の今なら感じ方が違うかなと思って。
―映画も好きなんですよね。
はい。週に1本は観ているので、年間50本くらいですね。もっと観たいんですけど、なかなか行く時間がなくて。観るときはカメラワークを気にして観ます。長回しでカット数が少ない映画が好きです。
―気になる女優さんは?
たくさんの作品に出ていらっしゃる吉田羊さん。すごいなって思います。満島ひかりさん、二階堂ふみさんも大好きです。
―映画はメンバーと一緒に観に行くんですか?
気を遣ってしまうし、好みが違うから行くときはだいたい一人なんです。『ジュラシック・ワールド』みたいな作品は村重(杏奈)と行って、楽しんでいます(笑)。
―食欲の秋ですが、好きな食べ物は?
親子丼です。おばあちゃんがよく作ってくれていたので、好きになりました。いちばん行ってみたいのは東京にある名店「玉ひで」です。
―人形町の老舗ですね。ほかには?
最近好きになったのがポップコーン。ポップコーンさえあれば生きていけます。お気に入りは、塩味のポップコーン。溶かしバター多めが好きです。「バターをおかけしますか?」って聞かれるんですけど、基本は3プッシュなんです。私は7プッシュしてほしいから、「多めでお願いします!」ってお願いしています。私は溶かしバターに命を懸けてるんです!
P R O F I L E
みやわきさくら '98年3月19日生まれ 17歳/出身地:鹿児島県/身長:160㎝/血液型:A型/ニックネーム:さくら/キャッチコピー:あなたもあなたもみんなの心にさくら咲けー!鹿児島県出身、宮脇咲良です
写真:Takeo Dec.
スタイリング:八杉直美
ヘアメイク:清水恵美子
(FLASHスペシャル グラビアBEST 2015年11月25日号)