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谷津嘉章、ジャイアント馬場の店を襲撃「饅頭の恨みだ!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.25 06:00 最終更新日:2020.04.27 17:06
「馬場さんの店ができたって? 俺はな、馬場さんとは因縁があるんだよ!」
謎の不穏なセリフとともに、とある場所に乗り込んだのは、プロレスラーの谷津嘉章(63)。2019年6月、持病悪化により右足を切断したが、パッと見ではそれを感じさせないほど元気だ。
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その谷津が襲撃したのは、ジャイアント馬場の21回めの命日だった2020年1月31日に、東京・新橋にオープンしたばかりの「ジャイアント馬場バル」だ。
この店のオーナーは、馬場夫人・元子さんの又甥である緒方公俊さん(33)だ。緒方さんの制止を振り切り、店に陣取った谷津は、とうとうと語り始めた。
「全日本のリングに上がってたころ、巡業バスの席が、馬場さんのうしろだったの。馬場さんは俺に、『おお、饅頭食え』って、いつも饅頭や大福をくれるんだけど、自分が食べ切れずに残ったやつだから、カテえんだよ! あれが毎回、嫌でな……。
だから、馬場さんの店ができたと聞かされたから、その腹いせに、ここでその恨みを晴らしてやろうと思ったんだよ」(谷津、以下同)
戸惑う緒方さんに谷津は、なおも料理を注文!
「ここは『馬場家の家庭の味』がコンセプトなんでしょ? 俺もこう見えて、元飲食店経営者だからね。味の感想は容赦しねぇからな」
数分後、谷津の前に運ばれてきたのは、同店の名物メニュー「16文ハンバーグ(700g)」。
「ずいぶんデカいな! 形にするの大変なんじゃない? 冷凍にすると、なかが生になったりするから。どれどれ? うん、美味い……。ソースつけないで、このままでも食えるな。緒方さん、これは美味いわ! 饅頭の恨みは、これでチャラにしてあげるよ(笑)」
すっかり上機嫌の谷津。じつは、6月7日の「DDT」さいたまスーパーアリーナ大会での、プロレス復帰が決まっていた。しかしDDTは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、大会中止を決断。谷津のプロレス復帰も、先送りとなった。
「まあ、こればっかりはな。俺は義足になっちゃったけど、ある意味では “生かされた” と思ってるんですよ。今日ここに来て、背中を押してもらった気もするし、馬場さんのぶんまで頑張ろうって思ったよな。馬場さん、見ててくださいね。オリャ!」
※「ジャイアント馬場バル」は新型コロナウイルス感染拡大にともない、一時休業中。本記事は、緊急事態宣言発令前に取材されたものです。
(週刊FLASH 2020年5月5日号)