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元モエヤン・池辺愛「ヌーブラヤッホー」を卒業しラジオDJに

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.05.02 16:00 最終更新日:2020.05.02 16:00

元モエヤン・池辺愛「ヌーブラヤッホー」を卒業しラジオDJに

 

「ヌーブラヤッホー」の決めゼリフで人気になった「モエヤン」。赤い全身タイツだった池辺愛(39)を芸能界にいざなったのは、ラジオの力だった。

 

「中学3年のときに、気胸で約2カ月入院したんです。私以外はご高齢の方ばかりで、4人部屋が暗~い雰囲気でした。それが、毎日ラジオ番組を流すようにしたら、パッと明るくなったんです。そのとき、『私は、エンタテインメントの世界で元気を与えられる存在になろう』って決めました」

 

 

 相方の久保いろは(39)と知り合ったのは、ミュージカル劇団「東京メッツ」。2人とも大阪出身で意気投合し、池辺が「オモロいことしよう!」と積極的にアプローチしたという。

 

 東京・下北沢で “お笑い流し” と称するゲリラライブで鍛え、花開いたのが『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)だった。

 

「『ヌーブラヤッホー』は、深夜のネタ作りで煮詰まったときにできたネタ。全然自信がなかったので、ウケたときは『まさか』という気持ちでした。

 

 当時はスタジオからスタジオ、さらに収録現場へと移動が続き、スタジオの廊下の柱の裏で仮眠したこともありました」

 

 ところが、好事魔多し。ヌーブラのメーカーから「本来の用途と違う」とクレームが入り、ヌーブラネタは、残念ながら封印した。

 

「生まれたのが、“ノーブラ” タイツのネタ。ウケは、いまひとつでしたけど……。いまでも、知人の結婚式などで年に1回はタイツを着ています」

 

 ラジオを愛する池辺は、モエヤン時代から「FM NACK5(さいたま市)」でレギュラーを持つ。そのあいだ、モエヤン解散(2013年)、結婚(2015年)、そして出産(2017年)と、人生の節目を刻んできた。

 

「2019年の4月から、毎週土曜日、朝5時からの生番組『愛 Love Saturday』のレギュラーパーソナリティを担当しています。アポなしで突然モーニングコールをする『起こしテレフォン』をはじめ、リスナーの方と一緒に作り上げていくのが特徴ですね」

 

 解散後も久保とは仲がよく、しばしば会う。

 

「なんと、うちの長女が生まれた1年後の同じ日に、久保っちも初産で女の子を授かったんです。いずれ2人でコンビを組むかも(笑)」

 


いけべあい 
1980年8月11日生まれ 大阪府出身 慶應義塾大学文学部卒業 「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」「東京メッツ」を経て、お笑いコンビ「モエヤン」を結成。解散後は子育てと仕事に奮闘中。昨年、絵本『ぼくはカメムシ』(大学新聞社)を出版。多彩な才能も見逃せない

 

写真・高鍬真之

 

(週刊FLASH 2020年4月28日号)

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