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『テラスハウス』木村花さんに追悼の声「泣くに泣けないぞ」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.05.23 20:46 最終更新日:2020.05.23 20:52

『テラスハウス』木村花さんに追悼の声「泣くに泣けないぞ」

木村花さんのインスタグラムより

 

 5月23日、恋愛リアリティー番組『テラスハウス』(ネットフリックス/フジテレビ系)に出演中のプロレスラー・木村花さんが、亡くなったことがわかった。22歳だった。死因については明かされていない。

 

 

 所属のプロレス団体「スターダム」は、HP上で「当社所属選手木村花選手が本日5月23日逝去いたしました。突然のことでファンの皆様、関係者の皆様には深いご心配と、哀しみとなり、大変申し訳ございません。詳細につきましては、いまだ把握出来ていない部分もあり、引き続き関係者間の調査に協力してまいります」と発表。

 

 訃報をうけ、『テラスハウス』の公式ツイッターアカウントも、「木村花さんの突然の訃報に接し、言葉を失っております。ご親族の皆様へ謹んでお悔やみ申しあげるとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と更新された。

 

 死因など詳細は不明のままだが、5月23日未明、木村さんのインスタグラムには「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」と、猫とともに微笑んでいる写真が投稿されていた。また、削除済みのツイッターでは「愛されたかった人生でした。 側で支えてくれたみんなありがとう」などと書いていた。

 

 木村さんは2019年9月からテラスハウスに入居していたが、いわゆる「コスチューム事件」をきっかけに、ネット上で誹謗中傷の声にさらされていた。テラスハウス東京編の第38話で、共演していた小林快さんが、木村さんが「命より大事」にしていたプロレス用コスチュームを誤って洗濯し、収縮させてしまう。

 

 コスチュームへの思い入れが強かっただけに、謝罪する小林さんに対し、木村さんは「死に物狂いでさ、死ぬほど痛い思いしてさ、血流して、骨折ってさ、頑張ってお金稼いでさ、やってる人の気持ちなんかわかんないよね」など、強い言葉を浴びせてしまう。この回が放送されると、SNSには木村さんを批判する声が数多く投稿され、いわゆる「アンチ」が増えていた。

 

 木村さんの訃報に対し、ネットでは関係者や有名人からの憤りの声が寄せられている。所属団体「スターダム」の代表・ロッシー小川氏は「木村花が永眠しました。花は勝ち気そうで実はナイーブな女の子でした。きっともっともっとプロレスがやりたかっただろう」と追悼。

 

 藤田ニコルは「芸能人も人間だよ」と投稿し、続けて「知らない顔も見えない人に 心ない事言われ 知らない顔も見えない人に 殺害予告されたり 人間がいっちばん怖い生き物だよ ストレス発散のため? 気にしない見ない それしか解決策もない。 芸能人になるんだったらそれも覚悟してでろって良く言われる。 そうゆう考えなるのがもう怖い」と、自身の体験をもとに呟いた。

 

 お笑いコンビ・学天即の奥田修二は、「『誹謗中傷が嫌ならテレビ出るな』や『メディアに出るというのはそういうこと』とおっしゃる方もいらっしゃいますが、それはメディアに出る側に必要な覚悟であって、あなたが誹謗中傷をしていい理由ではないと思います」と、誹謗中傷をする行為について批判した。

 

 元女子プロレスラー長与千種は、「言葉は時に鋭利過ぎるナイフになって人の心の奥深くを無残に切り裂き荒らす」「SNS書き込みは言葉で人を殺める事が出来るツールではないはず」「泣くに泣けないぞ」などと連投していた。

 

 5月23日、『テラスハウス』の公式アカウントは、25日放送回の休止を発表。5月26日、6月2日にネットフリックスで配信予定だった回も、休止するという。

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