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K-1GIRLS・夏瀬まり「朝6時の会場入りはつらかった」

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.06.20 16:00FLASH編集部

K-1GIRLS・夏瀬まり「朝6時の会場入りはつらかった」

 

 肉体と肉体がぶつかり合い、激しい戦いが繰り広げられる格闘技の世界に、華を添えるラウンドガール。「K-1AWARDS 2019」で、K-1 JAPAN GROUPすべてのラウンドガールから、「ベストガールズ賞(スマートフラッシュ賞)」を獲得したのは、K-1GIRLSのキャプテン・夏瀬まりだった。

 

 夏瀬は、「まさか、私がいただけるとは思っていなかったです。この1年間、キャプテンとして頑張ってきた集大成なのかなと。ベストガールズ賞は、今年から新設された賞だったので、初代として賞をいただけて光栄でした」と語る。

 

 

 2018年4月から1年間、Krushガールズとして、毎月後楽園でおこなわれる大会を経験してきた。2019年4月から、経験を買われ、K-1ガールズのキャプテンに。

 

 格闘技の世界に飛び込むことに、躊躇はなかったという。

 

「格闘技はもともと好きで、深夜の格闘技番組で、魔裟斗さんの試合なんかをよく見ていました。ずっと芸能界にも興味があったんですが、大学を出て就職っていう普通のコースを歩んでいました。でも、モヤモヤしているときに、ラウンドガールへのスカウトをしていただいたんです。それで思い切って仕事をやめて飛び込みました」

 

 ラウンドガールとして活動してきた2年間で、仕事の魅力にも気づいた。

 

「すぐ近くで生の試合を見られるのは、格闘技好きとしては最高ですね。しかも、ラウンド中は大勢のお客さん方の視線が、私たちだけに集中するんです。あの瞬間は、すっごく気持ちいい。ファンの方も手を振ってくれるので、思わずニコッとしちゃいます」

 

 一方で、ラウンドガールならではの苦労も経験したという。

 

「ガールズのリハは早くって、会場に朝6時とか7時とかに入らないといけないんです。私は朝が苦手なので、そこは大変でした(笑)。

 

 あとは、体形維持も試行錯誤していました。食事のカロリーを気にしすぎて、逆に太ってしまった時期もあって。今では、ふだんは食べたいものを食べて、定期的に筋トレしています。大会直前には、追い込みの食事制限をして、メリハリを意識するようになりました」

 

 K-1の一番の魅力を聞いたところ、「やっぱりKO!」と豪快な答えが返ってきた。

 

「1ラウンドKOは燃えますね。あとは、A選手がダウンをとったんだけど、次のラウンドではB選手がダウンをとり返す、って試合。KOが出ると会場もすごく熱くなって、一体感が生まれるのが好きです」と興奮気味に話す。

 

 毎年4月は、ラウンドガールズたちが入れ替わる時期になる。今後ラウンドガールを目指す後輩に向けて、アドバイスを語ってもらった。

 

「まず、ガールズ同士は仲よしなので、そこは安心してほしいです(笑)。Krushガールズに入ったとき、新入りが私だけだったんですよ。みんなギャルっぽくて怖かったんですが(笑)、実際には優しくて、すぐに打ち解けられたんです。今やプライベートで遊ぶ仲になりましたから」

 

 夏瀬は続けて、こう語る。

 

「ほんとに、『楽しいよ』ってことは伝えたい。運営側に立つと目線が変わって、選手たちの並大抵じゃない努力だったり、試合に至るまでのストーリーだったりを考えられるようになるんです。だから、一観客として見ていたときより、試合がずっと面白くなった。『格闘技って深いな』って思うようになりました」

 

 夏瀬自身は、K-1GIRLSを卒業し、今後はモデル活動に注力する。

 

「今も、ファッション雑誌『ViVi』でViViガールをやらせてもらっています。今後は、モデルとしてショーやランウェイに出ることを目標に、露出を増やしていけるように頑張ります!」

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