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レコ大の最優秀新人賞「八反安未果」娘と映画で“共演”してる
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.22 06:00 最終更新日:2020.06.22 06:00
一生に一度だけのチャンス、日本レコード大賞の「最優秀新人賞」を八反安未果が受賞したのは1999年、19歳のときだった。それから、21年がたった。
「いまが、私の人生でいちばん幸せです。18年のブランクを越えて、またバレエを始め、踊る姿やお仕事をしているところを、2歳の娘に見せられるのが、とても嬉しいんです」
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「ローザンヌ国際バレエコンクール」に出場経験のある八反は、出場したその年、歌手の道へ。1999年、『SHOOTING STAR』が大ヒットした。
「栃木から東京へ出てきて、事務所の寮で暮らしていました。一緒の寮には、島谷ひとみちゃんと国仲涼子ちゃんがいました。
先日、20年ぶりに3人で会ったんです。会った瞬間、ワーって抱き合って泣きました。友達や同級生より、もっと深いつながりがあったと思います。やはりこの2人とは、出会えてよかったです」
2007年には昭和歌謡、2009年にはハワイアンを歌うアルバムをリリース。それがきっかけで、新たな道へ踏み出した。
「『マラサダ』というハワイのドーナツに出会って、自分でお店を出しました。それまで接客業はやったことがありませんでしたが、必死でしたね。
最大4店舗を運営し、店頭に立ってレジ打ちもして、朝から晩まで駆けずり回っていました。私、何事もやり始めると、これ以上できないところまでやる性格なんですよ」
運命の出会いがあった。
「いつもテラス席でコーヒーを飲む、とても無口なお客さんがいたんです。そのころ私は、テレビの企画でバレエを再開していて、お店との掛け持ちが大変で、ガリガリに痩せてしまった。そうしたら、そのお客さんが、そっとサンドイッチを置いていってくれた。今の主人です(笑)」
2017年に結婚し、出産を機に事業からは離れた。現在は、アルゼンチンタンゴにハマっているという。2021年に上映予定の映画『ぬくもりの内側』では、挿入歌を歌っている。
「私のセカンドシングル『Your Love』を、アカペラで再レコーディングしました。映画には、娘も少しだけ出演しているんですよ」
はったんあみか
1980年10月3日生まれ 埼玉県出身 1997年、「第1回 THE JAPAN AUDITION」に合格。『THE夜もヒッパレ』(日本テレビ系)にレギュラー出演。1999年『SHOOTING STAR』がヒット。同年、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した。最新情報は、公式インスタグラム(@alohaamika)にて
(週刊FLASH 2020年6月23・30日号)