エンタメ・アイドル
コロッケ、ものまねの許可とらず40年「会ったらひたすら謝罪」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.24 11:00 最終更新日:2020.06.24 11:00
「記念公演では、これまでの感謝をこめて、中学生のころ最初にやったものから現在のものまで、総勢150人のものまねを披露する予定でした」
ものまね界のレジェンド、コロッケがこの夏、芸能生活40周年を迎える。7月には東京・明治座で記念公演が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止に。
【関連記事:コロッケに贈る北島三郎からの賛辞「エンターティナーとして一流」】
「現在のネタ数は約500人。日々、増えています。若い人のものまねもやっていますが、テレビではなるべく大御所や先輩方をいじって、逃げ続けていきたい(笑)。振り返ると40年間、本当に恐れ多いことをしてきたと思います」
ものまねは、ほぼすべて、本人の許可なく披露している。
「ものまねって、事前に許可を求めたりすると、できなくなってしまう場合もあるんです。だから、どなたであっても事前の挨拶はせず、勝手にやっています。お会いしたら、ひたすら謝罪ですけど(笑)」
岩崎宏美&良美姉妹とは、こんなエピソードが。
「良美さんに、TBSの受付でばったり遭遇したことがあって。その瞬間『お姉ちゃん、あんな顔してないから!』と怒られました(笑)。
宏美さんには、『嫌だけど、結婚して休んでいたあいだも、コロッケのものまねで、若い人が私の名前を知ってくれていた。それだけは感謝している』と……」
家族3代で公演を観ながら、孫が祖母に最近のものまねを教え、祖母が昔のものまねを孫に教える……そんなファンも多いという。
「エンタテインメントって観た瞬間だけじゃなく、その日の夜、1週間後、1年後も思い出して、家族の会話や笑顔のきっかけを作れるものだと思うんです。僕のものまねも、時間や世代を超えて、そんな存在になれば嬉しいですね」
ころっけ
1960年3月13日生まれ 熊本県出身 1980年よりものまねタレントとして活動。『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)で6週勝ち抜き、注目を集める。1980〜1990年代には「ものまね四天王」のひとりとして、ものまねブームの中心的存在となる。現在『ものまねグランプリ』(日本テレビ系)に出演中。インスタグラム(@crocro5656)やTikTokでも、ものまねを披露している
(週刊FLASH 2020年6月23・30日号)