芸能生活40周年を迎えたコロッケ。「ほぼすべての芸能人のものまねを許可なしで披露していた」というが、いざ、ものまね相手と対面するとどうなるのか。コロッケに、北島三郎と初対面したときのエピソードを聞いた。
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「さんざん勝手に北島三郎さんのものまねをしていて、初めて挨拶に行ったときのことです。
『コロッケちゃんはものまねで食べてるんだから、どんどんやって。どんな形であれ宣伝してくれてるんだから』という言葉をいただきました。
歌手の歌まねは歓迎しないけど、僕が歌手やお笑い芸人ではなく、ものまね芸人だから許された部分があったのだと思います」
これ以降、コロッケのものまねに対する歌謡界の風向きが変わったという。
「大御所の方々から、徐々に許していただいているという雰囲気を感じました。
ただ、僕のものまねって誰をまねても3割が本人、7割が別物だから、別の生物なんですよ。本人が絶対にやらない動きが入ってますし(笑)。別の生き物だから許していただけている」
「別の生き物」の例を語ってもらった。
「田原俊彦さん、近藤真彦さん、平井堅さんのものまねでは、歌詞まで勝手に変えて、ご本人は一度も言ったことない変な掛け声まで入れてます。岩崎宏美さんは走りながら歌わないですし、河村隆一さんもずっと寝転がって歌いません。僕のものまねは別の生き物なんです!」