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村田雄浩、役者人生の転機に伊丹十三監督「言葉のセンスに感嘆」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.09 11:00 最終更新日:2020.07.09 11:00

 

村田雄浩、役者人生の転機に伊丹十三監督「言葉のセンスに感嘆」

三郷高校では柔道部を創設したが、没頭したのはラグビー

 

 2006年からは、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)にも出演。ベテランとなった村田も多くを学んだ。

 

「橋田壽賀子先生の “伝えたいこと” が台詞に詰め込まれていますから、一字でも間違えるとその思いが視聴者に届かない。しかも、台詞が長い(笑)。緊張感はハンパじゃありません。

 

 先生は『私よりあなたのほうが、この役をわかってるんだから、好きに言っていいのよ』と言ってくださるんですけど……なかなか、そういうわけにはねえ(苦笑)」

 

 同年、46歳で20歳年下の女性と結婚。49歳のとき、父になった。

 

「娘は今、10歳です。僕はおじいちゃんのような年齢ですから、本当にかわいいですね。

 

 2020年3月から、春休み中の娘と、僕が乗馬の訓練を受けている群馬の乗馬クラブに滞在していたんです。そうしたら緊急事態宣言が発令され、しばらく帰京できず娘と厩舎の2階で暮らしました。学校から宿題が送られてきてもなかなか手をつけず、登校の日に『どうしよう、終わってないよう』と、泣き言を言っていました(笑)」

 

 帰京して、久しぶりに足を運んだのがボウリング場だ。小学校2年から続け、2012年にパーフェクトも出した。2015年には、日本プロボウリング協会から「名誉プロボウラー1号」の称号を与えられた。

 

「でもね、『2号』はまだいないんですよ」
 店内が爆笑に包まれた。「Kenny」にも、日常が戻りつつある。

 

むらたたけひろ
1960年3月18日生まれ 東京都出身 1980年、映画『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』での朴訥とした演技で強い印象を残し、以降、多くの映画・ドラマで活躍。22歳で出演した『徳川家康』(1983年)をはじめ、2020年放送の『麒麟がくる』など、NHK大河ドラマへの出演も多い

 

【SHOP DATA/Kenny's Grill&Bar】
・住所/東京都目黒区自由が丘1-24-2 W SPACE 2F
・営業時間/18:00〜26:00
・休み/日曜、祝日

 

(週刊FLASH 2020年7月7日号)

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