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tohko、小室哲哉との面談に緊張しすぎて「次の日から入院(笑)」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.11 16:00 最終更新日:2020.07.11 16:00

tohko、小室哲哉との面談に緊張しすぎて「次の日から入院(笑)」

 

 日本で過去、いちばんCDが売れた時代。ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)のヒットもあり、1990年代のJ-POPが注目されている。当時、“小室ファミリー” の一員として活躍したのがtohkoだ。

 

「子供のころから宝塚にあこがれて、歌の勉強をしていました。華原朋美さんやglobeさん、TRFさんの曲が大好きだったので、『小室哲哉さんとお会いしたい』と思ったのが、青山学院大学1年のとき。

 

 

 知り合いの知り合いをたどって、なんとかお会いできました。都内のスタジオでしたね。前日から、何を着ていけばいいのかもわからないし、とにかく緊張しました。緊張のしすぎで体調を崩して、お会いした次の日から1週間、生まれて初めて入院したくらい(笑)。

 

 その後デモテープを送って、週に6日ボイストレーニングする日々が1年半。デビューをあきらめかけて、アルバイトを探そうと思っていたら、マネージャーから突然電話がかかってきたんです。大学の授業中でした。『パスポート持ってる?』と聞かれて、3日後にはレコーディングでロサンゼルスにいました」

 

 1998年1月、『BAD LUCK ON LOVE ~BLUES ON LIFE~』でデビューする。デビュー3曲めの『ふわふわふるる』では、日本レコード大賞新人賞を受賞した。

 

「デビューして、生活は一変。学校に行くにも、マネージャーが2人、車で迎えにきてくれました。

 

 当時は、大きな広告看板が渋谷の目立つところにあって。『あー、私があんなに大きく!』って驚いていました。渋谷のレコード店に友達と行くと、いつも私の曲がかかるのを、偶然だと思っていたら、店員さんに私だとバレてたみたい(笑)。

 

 小室さんは気さくな方で『動画でアップになるときは、君がカメラに近づくわけじゃないんだよ』とか、冗談で私の緊張を和ませてくださいました」

 

 しかし2000年1月に、小室プロデュースではなくなった。

 

「そういうことって、言葉で言われるものじゃないんですね。いつの間にか私の曲の作曲が、小室さんじゃなくなってました。レコード会社の方針もあったみたいです」

 

 2年前の2018年、デビュー20周年ライブを開催した。

 

「会場選びから全部、ほぼ自分ひとりでやり、一生忘れられないライブになりました。セカンドアルバム以来19年ぶりに、オリジナルアルバムも制作しました。ジャケットデザインや選曲を自分でして、3曲新曲を歌い、燃え尽きた感じでしたね。

 

 昔は、いま自分がどこにいるかもわからないくらいでしたが、いまは自分のペースで、毎日充実しています」

 

とうこ
1977年5月25日生まれ 東京都出身 青山学院大学在学中の1998年1月に小室哲哉&日向大介プロデュースでデビュー。歌だけでなく、ミュージカルやバラエティ番組でも活躍中。そのほか最新情報は、tohko公式サイト(http://www.tohko105.com/)にて

 

※デビュー20周年アルバム『tohko XX 20TH ANNIVERSARY ALBUM』がAmazonほかで発売中

 

(週刊FLASH 2020年7月14日号)

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