【ゴー☆ジャス&加藤純一の印象に残っている配信】
《ゴー☆ジャス/YouTubeチャンネル[ゴー☆ジャス動画]》
●『#3【アクション】ゴー☆ジャスの「ワンダと巨像」PS4フルリメイク【GameMarket】』(2018年3月21日)
加藤も絶賛する名作『ワンダと巨像』を、アシスタントのえなことプレイ。巨像の弱点を見つけ出すまでの仕掛けが醍醐味の本作。
「この作品で、テレビ朝日さんのゲーム番組からオファーをいただきました。僕の実況プレイを見ながらそれをカミナリが実況するという番組で。
自分のチャンネルで一度クリアしているから、我が物顔でプレイしていたにもかかわらず、あるパートで20回以上死んじゃったんです。最終的には無事クリアできたんですが、カミナリにいじられて、オンエアになったのは、その下手なパートだけでした(笑)」(ゴー☆ジャス、以下同)
●『【Days Gone】大群のゾンビに襲われるゴー☆ジャス』(2019年5月13日)
サバイバルアドベンチャーゲーム。写真中央のゾンビに囲まれたバイカーの主人公を、ゴー☆ジャスが操っている。
「動画に出す前から自分の中でヒットしていたゲームで、なんとかこのおもしろさを伝えたいと思い、事前にしっかりやり込んで実況に挑みました。でもいざ始まると、うまくプレイできずゾンビにやられまくったんです。
そしたらアシスタントのコが、『もうやめてー! やめてあげてー!』って泣いちゃって、へんな空気になりまして……。それ以来トラウマで、このゲームをできなくなり、結局、自分ではクリアできていません(笑)」
●『謝罪』(2019年4月1日)
エープリルフールにアップされた動画。ゴー☆ジャスが、ふだんの衣装ではなく、珍しいスーツ姿でとにかく謝罪し続ける。
「内容を細かくは覚えてないけど、いわゆる『サムネ釣り』かな(笑)」
●『LiSA-紅蓮華をゴー☆ジャスが歌ってみた【THE FIRST FAKE】【鬼滅の刃OP】』(2020年4月1日)
サムネイルや歌い出しまでの雰囲気、優しい歌声が話題に。
「バズるために、過剰に何かをするってことはないんです。これもスタッフの中で、『流行っているんでやりましょう!』みたいな感じでした」
《加藤純一/YouTubeチャンネル[jun channel]》
●『ポケットモンスタープラチナVer普通にやる。~超最終回~』(2019年7月18日)
2009年の「ポケモン6画面」プレイで、一躍有名になった加藤。以降も、ポケモンの実況は定期的におこなっている。加藤はゲーム実況中、基本的に顔を出さないが、この生放送では、最後の敵との戦闘中、機材トラブルで、まさかの直撮り配信に。
「僕は、 『芸能人の方みたいに、おもしろいことを狙ってできない』と思っているので、トラブルなども含めて、天然の素材を召し上がっていただくという気持ちでやっていますね」(加藤、以下同)
2020年3月には同作品の “縛りプレイ” をYouTubeで配信し、11万9000人を超える同時視聴者数を集めて話題となった。
●『うんこちゃん モンスターファーム2 Part15』(2012年6月3日)
2020年秋、Switchとモバイル向けの移植作の発売が決まったモンスター育成&戦闘ゲーム。1999年にプレイステーションで発売され、今も愛される同作を、加藤は2012年にUSTREAMにて実況プレイ。オクレイマンというキャラクターを使用し、劇的な展開を見せた。
「当時、CDのデータを読み込んで、モンスターを生成するというシステムが、すごく画期的で。小さいころもやっていたんですが、大人になってやっても感情移入できて楽しかったです。自分の実況のスタイルが固まる転機となった配信でしたね。すごく心に残っている作品です」
●『クイズ$カトオネアを全クリする』('20年1月17日)
ファン有志によって、加藤の顔や声をフリー素材としたゲームやMADなどが、数多く制作されている。この配信では、加藤に関するクイズが出題されるオリジナルゲームに、加藤自身が挑んだ。
●[うんこちゃん切り抜き集]
加藤自身が運営せず、加藤の動画のおもしろい部分を切り抜いてアップしているチャンネルも、多くの再生数を稼ぐ。
「公認です。『この収入で、子供3人を育ててる』って言われちゃって(笑)」
ごー☆じゃす
41歳 福島県出身 ネタ見せお笑い番組がブームとなった2000年代後半に多くの番組に出演し、ブレイクした。また、芸人として活躍するかたわら、2014年よりYouTubeにて、ゲーム実況動画を主としたチャンネルを開設。ホラーゲームやスマホゲームなど、多くのジャンルのゲーム実況で人気を博している。現在までの動画総再生回数は、3億4000万回超
かとうじゅんいち
34歳 千葉県出身 2009年、ニコニコ動画にて、「うんこちゃん」名義で動画投稿を開始。2015年に本名と顔を公表し、以後は「加藤純一」名義で活動。2020年3月には、YouTube Liveの週計視聴者数111万人(世界2位)を記録した。現在のYouTubeチャンネル登録者数は57万人超。「インターネットヒーロー」「初代ニコ生チャンピオン」などの異名を持つ
(増刊FLASH DIAMOND 2020年8月20日号)