「ミスコリア」日本代表の美女が語る「日本で幸せに暮らしてる」

　8月18日、東京都中野区・なかのZEROホールにて、「第64回MISS KOREA日本代表選抜大会」が開かれた。「はて、『ミスコリア』なのに、日本代表とは何ぞや？」と思うかもしれない。

　韓国を代表する “ミスコン” である「ミスコリア」では、第60回大会から、日本のみならず中国・アメリカで暮らす韓国系住民を対象に選抜大会を開催するようになった。それら海外からの代表も、韓国国内の代表とともに、韓国国民が注目するソウルでの「決勝大会」に参加している。

【関連記事：竹内由恵ショック「ミス慶應」中止の裏に「劣情事件」が】

　2020年の日本代表選抜大会は、新型コロナウイルス感染対策のため、主催者側と候補者の家族だけが参加する形でおこなわれ、この日、本土の決勝大会に参加する「真（1位）」「善（2位）」「美（3位）」が決定した。

　日本在住の韓国系女性No.1として「真」に選ばれたのは、ユン・ミソさん（25）。身長176cmの長身美女だ。ユンさんは、日本でモデルとして活躍する「善」のイ・スンジュさん（23）や、「美」に選ばれた現役大学生のキム・ヘミさん（20）とともに、ソウルで約1カ月間のレッスンを受けた後に、本大会に出場する。

　徴用工問題などで、戦後最悪レベルにまで悪化している日韓関係。2020年7月末には、慰安婦少女像に土下座する、安倍晋三首相をモチーフにした像が公開され、さらなる波紋を呼んだ。

　そんな状況のなか、「日本代表」に選ばれたユンさん。日本国籍を持ち、学生時代には韓国に留学していたという彼女が、「日韓問題」への思いを語る。

「私自身は、『韓国系』として日本で暮らしていて、差別や嫌がらせを受けたことはないです。反対に、留学時代は韓国で『日本人』として生活していましたが、みんな親切に接してくれました。

　政治の問題と国民同士の交流は別ですが、決勝がおこなわれる韓国では、日本で幸せに暮らしていることを伝えていきたいです」

　両国の架け橋の象徴として、美しく輝いてほしい！