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白石聖、『恐怖新聞』の撮影で「人生初の酸欠を経験しました」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.03 11:00 最終更新日:2020.09.03 11:00
「撮影初日に酸欠になってしまったんです。『恐怖新聞』という得体の知れない存在に出会った混乱や恐怖を、激しい呼吸の乱れなどで表現するシーンで、演技に入り込みすぎて、人生で初めて酸欠状態を経験しました(笑)。
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また、血しぶきを浴びるシーンの撮影では、脚本を読んだとき以上の恐怖を実感しました」
そんな撮影中の恐怖体験を語るのは、ドラマ『恐怖新聞』(8月29日スタート、フジテレビ系)で連ドラ初主演を務める、白石聖(22)。
「読むと100日寿命が縮むが、明日の出来事を予知できる」という「恐怖新聞」が巻き起こす怪異を描いた、つのだじろうの人気ホラー漫画をモチーフとした同ドラマ。映画『リング』シリーズなどで知られる、Jホラーの第一人者・中田秀夫が監督、小説家・乙一がシリーズ構成を担当する話題作だ。
「今回のドラマは主人公が物語の中で積極的に動くという感じではなく、周囲の状況に巻き込まれ、話が進んでいくという形です。自分は受け身の演技というか、共演者の皆さんの力に支えられ、撮影に取り組んでいます」
初主演に関して控えめに語る白石。中田監督からは、恐怖表現や演技に関してこんなオーダーがあったという。
「息遣いや、目の見張り方などで、一瞬にして視聴者の方々を虜にするような、わかりやすい芝居を心がけるようアドバイスされました」
恐怖表現に関しては、悩みがあると白石は言う。
「もう、毎日が課題だらけですね。叫び声とか、驚く表情とか、『全部、一緒になってしまっているんじゃないか』と不安になります。演じていて、自分の引出しの少なさを日々、実感しています」
だが、そんな彼女を中田監督は「リハ、本番、別テイクと、彼女は共演者の演技に合わせ、フレームごとに涙のタイミングまで自在に変えてくる『フレームの女神』」と高く評価。
写写丸が密着取材した「京都の路上で絶叫する」シーンでも、気温35°Cを超える猛暑のなか、何度も懸命に叫ぶ白石の姿が--。熱演後、このドラマの見どころを聞いた。
「怪異だけでなく、人間そのものの怖さが描かれているドラマです。地上波では、これまでにないテイストの作品なので、アトラクション感覚で楽しんでほしいですね」
しらいしせい
1998年8月10日生まれ 神奈川県出身 2016年、ドラマ『AKBラブナイト 恋工場』(テレビ朝日)で女優デビュー。2019年、「ゼクシィ」(リクルート)12代目CMガールに起用される。『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(2020年、読売テレビ・日本テレビ系)では怪演が話題となり、『恐怖新聞』で連ドラ初主演
写真・福田ヨシツグ
※『恐怖新聞』毎週土曜の23時40分から、東海テレビ・フジテレビ系で放送中
(週刊FLASH 2020年9月8日号)