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追悼「階戸瑠李さん」自伝小説を出版社に持ち込んだことも

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.11 06:00 最終更新日:2020.09.11 06:00

追悼「階戸瑠李さん」自伝小説を出版社に持ち込んだことも

 

「旬の短いグラビア出身女優が多いなかで、階戸さんは30歳を過ぎても生き残る女優だと確信していました。作品のためにはヌードも厭わない、稀有な女優でした。このたびの訃報が、残念でなりません」(映画プロデューサー・嶋田豪氏)

 

 ミスFLASH2013グランプリの階戸瑠李さん(享年31)が、8月28日に持病のため自宅で亡くなった。ドラマ『半沢直樹』第5話で、“丸岡商工のやる気のない女性社員” 役を見事に演じ、まさに、これからというときだった……。

 

 

 本誌が彼女と出会ったのは7年前。グラビア初心者にもかかわらず、爪痕を残すべく、こちらの要求以上の露出まで提案してくれた。

 

「『10人中10人が満足するグラビアにしたい』と語り、ロケ帰りの飛行機内で、カメラマンの隣に座り、アドバイスを求めていました」(ミスFLASH担当者)

 

 何度も彼女を撮影した、カメラマンの田中亘氏は語る。

 

「社会的常識があり、地頭がいい。自分を売り込むために、自伝小説を映画の原案として出版社に持ち込んだことも。こちらの身が引き締まるくらい、一切出し惜しみせず現場に挑んでくれました。

 

 いつも気を張っていたけれど、もう頑張らなくていいんだよ。ゆっくり天国で休んでください」

 


階戸瑠李(しなとるり)さん
上智大学を卒業後、OLを経て、芸能界デビュー。冒頭の写真は、ミス「FLASH2013」グランプリ受賞会見。映画『新宿スワン2』(2017年)、『娼年』(2018年)、ドラマ『全裸監督』(2019年)に出演

 

(週刊FLASH 2020年9月22日号)

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