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団長安田、『半沢直樹』大和田常務ものまねで芸能界サバイバル

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.13 06:00 最終更新日:2020.09.13 06:00

団長安田、『半沢直樹』大和田常務ものまねで芸能界サバイバル

「お・し・ま・いDEATH!」

 

 強烈キャラが毎回楽しみな『半沢直樹』(TBS系)のキャスト。なかでも、香川照之演じる大和田常務(現取締役)の大仰な芝居が話題だ。ドラマ人気に比例し、「大和田ものまね」で、いまや引っ張りだこなのが、「安田大サーカス」団長安田。本誌に、ものまねにまつわる秘話を明かした。

 

 

「10年ほど前、偶然、食事の席で香川(照之)さんとご一緒したとき、『僕ね、団長に似てるってよく言われるんだよ』と、声をかけてもらって、ツーショット写真を撮りました。

 

 香川さんは、その写真を見ながら、『やっぱり似てるねー』って言ってくれました。それから、『どんどんものまねをやってほしい』とご本人に認めていただきました」

 

 そう語る団長は2013年、TBSの特番『オールスター感謝祭』のミニマラソンに出場した。「スタート!」の合図とともに土下座を披露し、大爆笑を誘う。これが、大和田常務のものまねの始まりだった。

 

「じつはこの日、大和田ではなく、香川さん自身のものまねをやるつもりで出演したんです。僕は当初、『半沢』を観てなかったから、大和田のことを知らなかったんです。

 

 そしたら、松村(邦洋)さんや、ナイツの塙(宣之)、キンタロー。が教えてくれて。アドバイスを受けた直後に、ミニマラソンで土下座をしたら、めっちゃウケたんです」

 

 その後、団長の「大和田常務」が話題になり、『半沢』関連の仕事が増えていった。

 

「あるイベントでは、小木曽次長役の緋田康人さんをはじめ、東京中央銀行の方々と共演しました。大和田が実際に土下座をした会議室で、僕が土下座をする、というロケをやったこともあります」

 

「銀行チンヴォッツ!」

 

 2020年、新型コロナウイルスの影響で仕事が激減した団長。芸能界からの引退も考えた。

 

「『半沢』の続編の話は聞いていましたが、コロナの影響で撮影が中断して、『続編はできない』という噂が流れたんです。それもあって引退を考えたんですけど、再び撮影が始まり、第1話の放送で、『施されたら施し返す。恩返しです』という名言が飛び出した。『よっしゃきた!』と思いましたね。

 

 大和田のものまねのポイントは、間をたっぷりとること。テレビの音声を消して、同じ間でしゃべれるようになるまで練習しています。ものまねは、褒めてもらうほどうまくなっていくので、ぜひ褒めてください!」

 

 熱く語る姿は、大和田取締役そのものだった。

 

だんちょうやすだ
1974年4月26日生まれ 兵庫県出身 1996年、「松竹芸能タレントスクール」に入学。2001年、HIROとクロちゃんと3人で、「安田大サーカス」を結成。YouTubeの『チャンネル団長安田』で、毎週日曜午後9時から「半沢直樹ドラマ実況大和田取締役リアルタイムモノマネ」を配信中

 

(週刊FLASH 2020年9月22日号)

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