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齋藤飛鳥・山下美月・梅澤美波『映像研』を語り尽くす!

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.24 11:00 最終更新日:2020.09.24 11:00

 

齋藤飛鳥・山下美月・梅澤美波『映像研』を語り尽くす!

水崎ツバメを演じた山下美月(C)2020「映像研」実写映画化作戦会議 (C)2016 大童澄瞳/小学館

 

山下美月/映像研究同好会のアニメーター・水崎ツバメ役
「漫画はよく読むんですが、恋愛漫画が多いので、このテのジャンルは初めて。吹き出しの中に、こんなに文字が多い漫画を初めて見て、衝撃でした。原作者の方の脳内はどうなっているんだろうと思って」

 

 そう話す山下が演じた水崎は、「両親が俳優、自身はカリスマ読者モデルで校内の憧れの的」という役柄。

 

「共感できる部分、自分と重なる部分が多くて、役を理解するのに時間はかからなかったんですが、自分と似ている役を演じるのが、すごく難しくて。モデルの仕事をやらせていただいているので、『“読者モデル感”ってどう出せばいいんだろう』って考えちゃいました。

 

 でも、ドラマ版を観てくださった方は『読モ感が出ていた』と言ってくださったので、細かく演じた甲斐があってよかったです(笑)」

 

 実写化は難しいといわれた作品の見どころは、3人の熱意。

 

「『映像研』の3人が、アニメを作りたいという一心で前に向かって突き進んでいく姿からは、好きなものを追求していくことの大事さを感じられると思います。壁を乗り越えようとしている方に、少しでも勇気を与えられる作品になっていればいいなと思います」

 

金森さやかを演じた梅澤美波(C)2020「映像研」実写映画化作戦会議 (C)2016 大童澄瞳/小学館

 

梅澤美波/映像研究同好会のプロデューサー・金森さやか役
 梅澤が演じたのは、金儲けに執着し、対外的な交渉や資金集めに力を発揮するクールビューティ・金森。

 

「感情を表に出さず、人間味がないところも『おもしろいな』と思って。お金は好きだけど、お金を得るための過程をきちんと踏んで、そのために行動するのがカッコいい」と、自身が演じた金森がいちばん好きなキャラクターだと話す。

 

「私は、乃木坂46のなかでぜんぜん交渉力がないし、金森みたいに冷静に話せないんですよ。交渉力や人との接し方は勉強になりました。憧れちゃいます。

 

 金森だけじゃなく、3人が好きなものに対して一生懸命に熱量を注いでいる姿はすごくカッコいいです。一生懸命になることが恥ずかしいと思うような風潮がどこかにあるから、それを吹き飛ばしてくれる作品になっています」

 

 撮影中に気づいたことも。

 

「山下は人見知りだと言うけど、じつは愛嬌があってコミュ力が高いです。飛鳥さんは、甘え上手でかわいらしい一面を、たくさん見せてくれました」

 

さいとうあすか
1998年8月10日生まれ 東京都出身 2011年に「乃木坂46」の1期生オーディションに合格。2016年『裸足でSummer』で初センターを務める。『リモートで殺される』(日本テレビ系)に出演した

 

やましたみづき
1999年7月26日生まれ 東京都出身 2016年に乃木坂46の3期生オーディションに合格。その後、ドラマや映画などに出演。『CanCam』専属モデルとしても活躍

 

うめざわみなみ
1999年1月6日生まれ 神奈川県出身 2016年に「乃木坂46」の3期生オーディションに合格。その後、ミュージカルや舞台に出演。『with』専属モデルとしても活躍

 

※映画『映像研には手を出すな!』9月25日より全国公開

 

(週刊FLASH 2020年9月29日・10月6日号)

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