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南野陽子、デビュー曲収録は「恥ずかしくて2日間歌えなかった」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.15 16:00 最終更新日:2020.10.15 16:00
歌手の南野陽子が、10月15日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、デビュー当時を振り返った。
35年前に18歳でデビューしたが、家族からは反対されていたという。
「はじめは父に反対されて断ったんですけど、母自身が生活の中でいろいろ我慢してきたから、『陽子がやりたいことをやらせてあげよう』と父を説き伏せてくれたんです」
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地元の兵庫県から上京し、慣れない標準語に順応しようと奮闘するなか、デビュー曲の収録で大苦戦した。
「人前で歌ったこともなかったのに、シーンと静かなスタジオで、ヘッドフォンをつけて歌うのが恥ずかし過ぎて。声が出なくて2日間歌えなかったんです。
スタジオのレンタル期限が迫ってきて、3日めでスタッフの方々が一緒に歌ってくれて、1人抜けて、2人抜けてなんとか(歌えた)」
曲名はもともと『天使のハンカチーフ』だったが、南野の様子を見て作詞家が『恥ずかしすぎて』に変更したという。
デビューしてからも、恥ずかしさを抱える日々は続いた。
「(番組で共演した)出演者と喋りたくても、恥ずかしかったり、会話しても続かない雰囲気が嫌で……。『ここにいていいのかな』と感じたりして、周囲とうまくコミュニケーションが取れませんでした」
南野は、2015年2月16日の『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)で、デビューまもないころ、「体はヘトヘトで、入院しながらとか、点滴打ちながらやってました」と、体に鞭を打っていたと語っている。
心身ともに苦労して芸能生活が始まったが、35年間にわたり続けてこられたのだ。