10月17日放送の『SONGS』(NHK総合)で、欅坂46から改名した櫻坂46のキャプテン・菅井友香が、グループのセンターだった平手友梨奈について語った。
10月12日・13日に開催されたラストライブを経て、10月14日から新たな一歩を踏み出しました櫻坂46。デビュー曲『サイレントマジョリティー』から8枚目の『黒い羊』までセンターを務めてきたのが平手友梨奈だ。
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平手が2周年ライブ直前、ケガのため活動休止を発表したことについて、菅井は「てち(平手)の負担とか、ずっとセンターに立つっていうプレッシャーは計り知れなかったって思う」と共感。「自分たちがもっと力をつけていかなきゃいけないって改めて感じた瞬間でした」とメンバーの意識が変わったことを明かした。
だが、平手は1月23日に突如、グループからの脱退を発表。その点を菅井は「率直に、もう本当に『ありがとう』と『お疲れさま』が一番に出てきた言葉でした」と感謝する。
また、菅井は「てち以外のメンバーも、やっぱりこの5年間でたくさん成長してきたし、私たちも自分たちで存在意義を見出していかなきゃいけないなって強く感じてたので。ピンチだけど、これをチャンスに変えて1人1人輝いていきたい」と決意表明した。
菅井の言葉に対し、ネット上には数多くの絶賛の書き込みがあふれた。
《SONGS泣ける ほんとに、てちありがとうってなる。いつもそう思ってるけど。 うん、やっぱり欅坂はアイドル界を変えたよね!誰になんと言われようと私はそう思う!》
《欅坂46最後のTV出演が始まった。てちを始め辞めたメンバーがいる頃のオリジナル欅も観れた。これからはその先を見せてくれる櫻坂に期待! 欅ほどパフォーマンスを観て泣けるアイドルはいない。今日のTVも涙が止まらないぜ》
《ゆっかーの言葉が健気で強くて途中から泣きながらみてた 自分はてちちゃんの居た欅がすきだったんだ そして欅のてちちゃんが大好きだったんだ 喪失感が半端ない》
「平手さんは、圧倒的なダンスの表現力と存在感でグループを牽引しました。その生き様は、『ヒントをくれ』が口癖の秋元康総合プロデューサーの創造力を刺激して、『不協和音』『ガラスを割れ!』など多くの名曲に結実しました。
その一方、平手の強い影響を受けた欅坂46全体が、『全員・尾崎豊』のようになってしまった面もあります。その反省を活かして、櫻坂46は、1人のカリスマが引っ張った欅坂46のイメージから脱却し、メンバー全員で一丸となる集団となっていくのでは。
新曲『Nobody's fault』も、冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)もそうでしたが、メンバーの衣装も白に一新され、よりピュアなイメージになっています」(音楽ライター)
平手は『さんかく窓の外側は夜』『ザ・ファブル 第二章(仮)』など、続々と映画出演が決まっている。今後、平手の出演作の主題歌を櫻坂46が担当するようなコラボレーションにも期待したい。