エンタメ・アイドル
若手時代の葛藤を語った小栗旬にSNSで「本当に極限状態」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.27 16:00 最終更新日:2020.10.27 16:00
小栗旬が、10月24日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で、若手俳優時代の葛藤を語った。
内田有紀に憧れて児童劇団に入った小栗。ドラマにも起用されるなか、「役者として売れたい」と高校をやめることを決断。だが、父から「学生じゃないなら(家を)出ていけ」と言われ、一人暮らしを始めた。
【関連記事:小栗旬と嵐がホテル飲み!なぜか呼ばれなかった2人のメンバー】
当時は金銭感覚が未熟で、「とにかく中目黒に住みたくて。本当に世間知らずで、給料15万なのに11万8000円のところに住んだ」と回想。
生活費がなく食費を削り、「スーパーに行くともやしが安い。実家から持ってきたパスタを茹でて、ふりかけをかければいいんだって。めんたいもやしパスタで暮らしていた」と振り返った。
俳優人生を変えるきっかけとなった2005年放送のドラマ『花より男子』(TBS系)について、「少女漫画のこういうキラキラした役をやりたくなくて、『絶対俺はやらない』って話を散々マネージャーとやりあって」と明かす。
だが、母と姉が『花男』の大ファンで「どう思う?」と聞くと、姉は「(演じる花沢類は)お前じゃない。絶対ありえない!」と即答。すると小栗は「姉ちゃんにこんなこと言われたら、やるっきゃない!」と発奮。
俳優としてブレイクし、「街を歩いてて『キャー』と言われたのは、マジで気持ちいいな、と思いました」と笑顔で語っていた。
大成した小栗は、蜷川幸雄演出の舞台『カリギュラ』に出演。「何を食べても血の味しかしない」という台詞のある難役で、小栗は「何を食べてもおいしくなかった。毎日、楽屋に入ると吐くところからスタートする」と役と自身がシンクロしていたという。
だが、千秋楽を終えた途端に食欲がわき、そこで食べたカップうどんを「おいしかった。人生最高の一杯」と振り返った。
若手時代を語った小栗にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《もやしで食い繋ぐ、小栗くんいいね》
《小栗くんの花男秘話が面白すぎるw》
《小栗さん…カリギュラの時、毎日吐くとこから始まるって、本当に極限状態で挑んでたんだね》
「小栗さんは、ドラマ初主演作『貧乏男子ボンビーメン』(日本テレビ系)の制作発表で、主人公との共通点について『請求書を払わないで1カ月くらいしたら電気が止まったりとか、お金に関して執着心がないのは似てる』と話しています。
また、借金について『親父と家を買って、リレーローンを組んだので、それが(最大)。いくらぐらいかわからないですけど、そのために生きてます』と明かしていました。
同作で共演した山田優と2012年に結婚しているので、思い出深い作品のはずです」(芸能ライター)
10月30日公開の映画『罪の声』に主演する小栗。苦労したおかげで、多方面で活躍できる実力を備えたのだ。