エンタメ・アイドル
磯山さやか、グラビア歴20年「ぽっちゃり体型で悩みました」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.30 16:00 最終更新日:2020.10.30 16:00
「胸が大きいのがコンプレックスだったんで、グラビアでデビューするのは、とにかく恥ずかしくて、見られるのが嫌で仕方なかったですね」
10月22日でデビュー20周年を迎える “いそっち” こと、磯山さやか。デビュー当時は、茨城県の公立高校に通う女子高生。野球部のマネージャーだった。
【関連記事:磯山さやか、熊切あさ美に喪服グラビアを推奨「悲壮感ある…」】
「『東京に遊びに行きたい』っていう感覚でオーディションを受けました。野球部員の皆さんやクラスの男子は、私のグラビアを見ているはずなのに、何も言ってこない。それが逆に恥ずかしいというか、むずがゆいというか(笑)。ある意味、放っておいてくれたから、学校とお仕事の切り替えがうまくいきました」
最初は苦手だったグラビアの仕事が楽しくなってきたのは、高校を卒業するころ。
「1年に2冊は写真集を出していた、いい時代でした(笑)。写真集とDVDを同時に撮影するので、ロケは1週間以上。時差ボケでテスト中も寝てました(笑)。
イベント開催時にファンの方が、『あの写真集がよかった』と言ってくださって、皆さんが喜んでくれるグラビアを撮りたいなと思うようになり、お仕事として頑張ろうと決めました」
“いそっち”といえば、ぽっちゃりしたマシュマロボディ。そのキャラを確立するまでは、悩みも多かった。
「25歳のときに、ダイエット企画をやって痩せたんです。当時は痩せなきゃいけない時代で、グラビアでもスレンダーでロリっぽいコやギャルっぽいコが主流。そのなかで苦しんでダイエットをしたら、『なんで痩せたんだ、ぽっちゃりのほうがいい』っていうファンの方が多くて。『私は、ぽっちゃりでいいんだな』って思わせてくれた。
ちょうど女性誌が特集を組んだりして、世の中的にもぽっちゃりキャラが受け入れられ始めていました。いまとなってみれば、むちゃくちゃ個性的だったし、埋もれなくてよかったなって思います」
着たくない水着を断われなかったり、現場で初めて撮影のテーマを知ったりして、やめたいと思ったことは何度もあったという。
「ある程度長くやらせていただくと、自分の見せ方や守り方がわかるものです。今でも一応、“グラビアやってます”って言えるのは、まわりの方に守ってもらえたからです。そのおかげで20年間続けられて、本当に幸運です」
本誌に登場したのは83回、うち表紙を飾ったのはなんと18回! いそっちにとって『FLASH』とは?
「自信をつけさせてくれた存在かな。合併号や周年記念号の表紙は本当に特別感があって嬉しかったし、『私は誰かに受け入れてもらってるんだ』って思わせてくれた。
やめたいな、苦しいなっていうときに表紙をやらせていただくと、そのたびに大丈夫なんだと自信を取り戻せたので、本当に感謝しています。
グラビアは結婚したらやめます。隣にいる男性の顔が浮かぶのは、ファンの方に失礼だなって思うので。そう言いながら、全然結婚しなかったりして(笑)」
コロコロと笑う“いそっち”は、やっぱりキュート。アラフォーグラビア、ページを空けて待ってます!
いそやまさやか
36歳 1983年10月23日生まれ 茨城県出身 グラビアのみならずバラエティ、舞台などでも活躍中。10月22日には「磯山さやかデビュー20周年感謝祭〜オンラインで乾杯!〜」を開催した。そのほか最新情報は、公式ツイッター(@sayaka23isoyama)にて
写真・福田ヨシツグ
スタイリスト・伊井田礼子
ヘアメイク・神戸春美
(週刊FLASH 2020年11月3日号)