黒木瞳が、11月7日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)で、結婚30年目となる夫との馴れ初めを語った。
宝塚退団後、黒木は大阪のCMに出演。夫はそれを手がける大手広告代理店の制作担当だった。すると彼は、黒木に対しCMのセリフ回しについて何度もダメ出ししたり、食堂でわざわざ目の前に座ってナポリタンを食べ、自分のワイシャツにケチャップをこぼすなど謎の行動を取っていたという。
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そのため黒木は、「私は『絶対こういう人とは結婚したくないな』って思った」と苦笑した。
だが実はこれらの行動は、黒木の気を惹くための作戦だった。夫の猛アタックは続き、黒木の所属事務所に電話して「瞳ちゃんの電話番号が知りたい」と懇願。
マネージャーから「どうする?」と聞かれた黒木は、「仕方ないからFAX番号でも教えてあげて」と指示。すると彼は、黒木にFAXで「1.まったく興味ない 2.少しは興味ある」といった選択肢が書かれたプレゼンテーション資料のような文章を送ってきたという。
それに黒木は「ゆっくりおやすみなさい」と書いて返信。だが、こうして文字を通してやり取りしているうちに、「『1回食事しましょうか』ということで始まった」と、次第に交際に発展したことを振り返っていた。
赤裸々に馴れ初めを語った黒木に、SNSではさまざまな反応があった。
《黒木瞳の結婚の馴れ初め聞いて仰天した》
《黒木瞳さん本当に還暦!? そして旦那さんとの馴れ初めが面白過ぎるw》
《黒木瞳の夫との馴れ初め聞いて感動した プレゼン形式で口説く社会人は実在する………!!》
「黒木さんは朝日新聞の連載エッセイ『黒木瞳のひみつのHちゃん』で夫婦仲をつづってきました。『夫の足を湯たんぽ代わりに自分の足を密着させるとき、ああ、結婚してよかったと思う』など微笑ましいエピソードを執筆しています。
また、仕事のストレスから自宅で暴れる夫の様子も明け透けに記すなど、リアルな日常が垣間見えます」(芸能ライター)
黒木が監督を務めた映画『十二単衣を着た悪魔』が公開中。映画は平安時代が舞台だが、いつの時代も男女の機微は奥深いものだ。