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二階堂ふみ 最新映画『ばるぼら』で濡れ場シーンを可能にした“こだわりのCM契約”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.12 21:32 最終更新日:2020.11.12 21:38
コロナ禍の年の瀬を締めくくる『NHK紅白歌合戦』の司会者に抜擢された、女優の二階堂ふみ(26)。現在放映中のNHK朝の連続テレビ小説『エール』でヒロイン役を演じているのは、ご存知の通りだ。
そんな彼女が、映画『ばるぼら』(11月20日から全国公開)で体当たりの濡れ場シーンを演じていると、公開前から話題を呼んでいる。相手役の稲垣吾郎(46)とともに、二階堂ふみの出演時間のほとんどが、ヌードシーンなのだという。
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『ばるぼら』は、漫画家の手塚治虫が描いたものだ。数ある手塚作品の中でも異色の世界観を持ち、エロチックな描写で「大人のためのエロス漫画」とも言われたが、実写化は不可能とまで言われていた。
今回、その映画化を企画したのは、手塚治虫の実子である手塚眞監督(59)だ。「映画を作る以上は妥協せずに描きたい」と、大物女優たちに出演を打診したが、ヌードシーンのえげつなさからか尻込みされるばかりだった。
そんななか、二階堂ふみだけが「いっさい躊躇はありません。出演したい!」と、快諾したという。
彼女がヌードになるのは、今回が初めてではない。『リバースエッジ』(2018年)で初ヌードを披露し、『人間失格』(2019年)では、小栗旬を相手に激しいセックスシーンを演じた。多くの映画製作を手掛けるプロデューサーが、日本映画における “裸事情” を明かす。
「ハリウッドやヨーロッパの有名女優に比べて、日本の女優は、なかなかヌードになりたがりません。売れている女優はCM契約などもあり、イメージを重視するからです。
ヌードになるのは、女優が “勝負を懸ける” 場合ですね。そんなことをする必要がない二階堂さんがヌードになるのは、見上げたものだと思います」
さらに、CM契約に詳しいキャスティングプロデューサーが続ける。
「たしかに、ヌードになることを禁じているCM契約は多いです。ただ、二階堂さんがCMに出演する場合は、『映画でヌードになることは禁止しない』趣旨の一文が、契約書に明記されているはずです。
むしろ、彼女のほうからヌードを出演NGの対象から外すように要求しているそうです。彼女自身の哲学で、“映画女優” であることに、こだわっているんだと思います。
日本の芸能界には、ヌードになることをマイナスだと考える風潮が少なからずあるなか、ヌードになってもCMオファーがなくならない二階堂さんは、稀有な存在だといえるでしょうね」