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髭男爵・ひぐち君「名誉ソムリエ」就任で“おすすめ低価格ワイン”4本

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.13 20:00 最終更新日:2020.11.14 17:18

髭男爵・ひぐち君「名誉ソムリエ」就任で“おすすめ低価格ワイン”4本

「髭男爵」の、ひぐち君。ワインは芸風だけじゃなかった!

 

 10月8日に、日本ソムリエ協会の「ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)」に就任した、お笑いコンビ「髭男爵」のひぐち君(46)。芸能界では、堺正章(74)、市村正親(71)、萬田久子(62)などに並ぶ快挙だ。

 

 ワイングラス片手に「貴族のお漫才」に勤しむかたわら、じつは2015年に、ソムリエ資格と同等の知識が必要とされる「ワインエキスパート」の資格を取得していた。

 

 

――年間で1400銘柄のワインを飲んでいるそうですが?

 

「飲んだワインをSNSにあげているので、数えてみたら、それぐらいありました。それだけ飲んでも、ワインは銘柄ごとに2018年産、2019年産……と増えていきますから、映画と一緒で、全種類を飲むのは無理なんですよね」

 

――たしかにすごい数になりますね。高いワインも飲みましたか?

 

「ホリエモン(堀江貴文)さんのイベントに仕事で行ったとき、ボルドーのメドック格付けワインが61種類全て飲めるブースがあって、僕もご相伴にあずかることになったんですよ。メドックの格付けシャトー(生産者)は1級から5級があって、1級は1本10万円以上するんです。

 

 そこには1級の全5シャトーのワインがあったので、それだけで50~60万円分飲みました。そのときは1時間しかなかったんで、『とりあえず高いワインから飲んでいこう』と思っていたんですが、1時間で61種類、全部飲めたんですよ(笑)」

 

――えっ! ベロベロになったんじゃないですか?

 

「それが、『ボルドー』などフランスのAOC(原産地統制呼称)に定められているワインは、『このブドウしか使ってはいけない』などのルールが法律で細かく決められていて、きちんと作られているんですよ。『いいお酒って酔わない』と言うじゃないですか。

 

 だから僕、基本的にはお酒は弱いんですが、61種類飲んでも普通に電車で帰れて、次の日も朝起きて、普通に仕事に行けました。『造り手のこだわりが表現されたお酒は、悪酔いしないんだな』と思いました」

 

――テレビ番組などで、100万円と5000円のワインの飲み比べがあったりしますが、あれはソムリエの方だったら簡単にわかるもんなんですか?

 

「100%とは、いえないかもですね。世界ソムリエコンクールを見ていても、もちろんレベルは相当高いのですが、テイスティングで間違えたりしますし。

 

 僕も番組で、10万円と5万円と2000円のワインで飲み比べをやったんですよ。さすがに10万円のワインは香りがぜんぜん違って、すぐにわかったんですが、5万円と2000円は難しくて外しました。赤ワインか白ワインかの見た目すらわからなくなる、真っ黒のグラスがあって、それに入れて飲み比べると、ソムリエでも間違えるらしいですよ」

 

●コロナ禍じゃなくても「グラスを合わせるのはよくない」

 

――2020年のボジョレーヌーヴォー解禁日は、イベントなどに参加されるんですか?

 

「毎年、呼んでいただいているんですが、今年は新型コロナウイルスの影響でイベントが中止のようで、まだお声をかけていただいていないんです。『オンラインでやってくれれば……』と思うんですが」

 

――コロナ対策で、『グラスを合わせるのはよくない』と言われてますが、髭男爵の漫才に影響が出ているのでは?

 

「じつは、コロナになってから地方営業や企業パーティがいっさいなくなったので、まったくネタはやってないんです」

 

――えっ! では半年以上、“乾杯ネタ” をやってないんですね。

 

「『貴族のお漫才』で、さんざん乾杯をやっていた僕が言うのもおかしいんですが、コロナに関係なく、じつはワイングラスを合わせるのって、ワイン界でもマナー違反なんですよ(笑)。乾杯はグラスをかかげるぐらいで、カチーンと合わせるのはよくないです(笑)」

 

――ワインの知識を得たことで漫才が、やりにくくなりましたね(笑)。今後は、どういった活動をしていきたいですか?

 

「日本にはワイナリー(ワイン醸造所)が350カ所くらいあって、僕は今、そのうちの100カ所を回っているんです。その残りを全部回りたいと思っています。

 

 あとは、ブドウの収穫も手伝わせてもらっていたんですが、2020年はコロナでいっさい行けなくなったんです。だから、コロナが落ち着いたら畑に行って、ブドウが冬からどのようにワインになっていくか、年間を通して見て、ゆくゆくは自分の名前が付いたワインができたらな、と思います。

 

 ただそうなると、『サンミュージック』(所属事務所)も、ひと噛みしてくるかもしれないですね(笑)」

 

 意外にもちゃんとした「ワイン通」のひぐち君。11月19日のボジョレーヌーヴォー解禁直前の今、次のページでは、彼が「ボジョレー以外でおすすめワイン」を、値段別にご紹介!

 

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