菅義偉そっくり芸人が歌舞伎町で「総理サミット」総理の夢は夜ひらく！

　就任から2カ月。日本学術会議の会員任命拒否問題で、野党から厳しい追及を受ける、菅義偉総理大臣（71）の姿を、新宿・歌舞伎町で目撃！……しかしよく見ると、総理が3人。じつは彼ら、菅総理のものまねが売りの芸人たちなのだ。

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　メンバーは、時事ネタを得意とするコントグループ「ザ・ニュースペーパー」の山本天心（58）、安倍晋三前総理のものまねでブレイクしたお笑いコンビ「ビスケッティ」の佐竹正史（38）、そして、菅官房長官（当時）に似ていたことから芸人生活をスタートさせた、ドラQ（46）。3人に総理本人に代わり、野党からの攻撃のストレス発散をしてもらおう。

　3人が訪れたのは、10月10日にオープンした「SOD LAND」。全5フロアからなる「おとなのテーマパーク」で、各フロアで異なるテーマのサービスが待っている。そのうち2カ所を総理に “視察” してもらった。

　まずは3階、アクリル板越しにセクシー女優とお酒が飲めるバーフロア（冒頭の写真）。耳元でエロい言葉を囁かれた総理たちは、早くもメロメロ。菅総理はお酒を嗜まないが……、3人は上機嫌で盃を空ける。

　そしてお次は、私語厳禁・マジックミラー越しに水着美女を堪能できる、4階の「SILENT BAR」。3人は水着姿を凝視しながら、口々に「ここは素晴らしい。政府公認にしましょう」「お尻を乗せている台が冷たそうですね。構造改革しましょう」などと、意見を交わしていた。

“視察” を存分に満喫した総理たちは、三者会談へ。

山本（以下・山）「菅さんって、ホントに地味で無味無臭で、特徴がとらえにくいんです」

佐竹（以下・佐）「しゃべり方もまた、（住んでいる）横浜の標準語に、うっすらと（出身の）東北なまりが混じる感じで、まねるのが難しい！」

山「その点、ドラQさんは、素材そのままで菅さんですね」

佐「いっさい、いじる必要ないですよ。以前は、普通の会社に在籍されていたそうですね」

ドラQ（以下ド）「いや、じつは、まだ在籍してまして……（笑）。営業でお客さんに会うんですが、気づかれません」

山「その格好で、営業回ったほうがいいですよ。成績、5％はアップしますよ」

佐「会社も、『うちから総理が出たんだ』って言えますしね」

ド「会社に言ってないんで、『芸人の仕事がもっと増えたら言わなきゃな』と……」

山「それは、菅さんの支持率次第。選挙に勝てば、我々の寿命も延びる。ある意味、本人より支持率、気にしてますから。佐竹さんは第3次政権が来たら、また安倍さんに戻らなきゃ」

佐「持病の “特効薬” ができるかもしれないですからね！　でも菅さんも、総理になってから眉毛を整えられているような……。専属のスタイリストがついたのか、奥様がやっているのか」

ド「じゃあ私も、眉毛くらい、いじったほうがいいですか？」

山＆佐「いやいや、ドラQさんは、そのままで完璧です！」

　前代未聞、3人総理のサミットは、話題が尽きることはなかった……。

写真・岩松喜平
取材協力・SOD LAND

※ザ・ニュースペーパー公演情報：11月22日に横浜・関内ホール、12月4日～6日に有楽町朝日ホール、2021年1月9日に大阪・サンケイホールブリーゼ、1月23日から熊本・佐世保・北九州・博多・広島など、全国で公演

（週刊FLASH　2020年11月24日号）