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ユースケ・サンタマリア『麒麟がくる』朝倉義景への抜擢に「視聴者は僕に釘づけです!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.17 22:30 最終更新日:2020.11.17 22:30
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、織田信長と死闘を演じる越前の大名・朝倉義景を演じているのがユースケ・サンタマリア(49)だ。
群雄割拠のこの時代、朝倉義景は戦いよりも “風流” を好んだと言われている。そんな、どこか浮世離れした雰囲気があることが、ユースケが起用された理由だという。番組担当者が、裏事情を明かしてくれた。
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「会議では、ほかの役者さんも候補に挙がりましたが、ユースケさんの名前が出たとき、スッタフのほとんどが『それは、おもしろくなりそう』と思ったようです。
ご本人は今まで一度も時代劇の経験がないことを不安がられていましたが、本気なのか出まかせなのか『僕がやれば視聴者が釘づけですよ!』とおっしゃって(笑)。
家老役の榎木孝明さんが、いつもそばで所作から立ち居振る舞いから、いろいろ教えてくださっています」
ユースケ自身も、『土曜スタジオパーク』に出演した際、感謝の言葉を口にしている。
「榎木さんは古武道の先生なの。そんなマスターがね、こんな僕を褒めてくれるのよ。でも、今思うとそれも作戦だったのかなって(笑)」
同番組では、自身が演じる朝倉義景についても、熱弁を振るった。
「朝倉義景の顛末は、誰もが知ってるわけだから、自分はなるべくそれを外して演じようと。この時代の武将としては、確かにイマイチだけど、日本海貿易とか先見の明があってね。お金持ちだったのよ。
きっと一乗谷(朝倉の本拠地)で、毎日酒飲んで蹴鞠やって、暮らしたかったはず。今の時代だったら、いい経営者になったかもしれないんだよ!」
ユースケと共演経験があるマギー(28)も、ユースケの素顔を同番組内で明かした。
「びっくりしたのは、撮影の前に『俺、今日は絶対無理だわ!』とか言ってるんですよ。それで『そんなことないですよ』とか言うと、さっきまでダメだとか言ってた人が、『じゃ、滅茶苦茶でやるか!』って。あの変わり身はすごい」
ユースケをよく知るキャスティングプロデューサーが続ける。
「じつは、本当に繊細なところがある方なんですよ。いつもいい加減なことばかり言ってるのは、照れ隠しだと思います。今までは、『役者は本業じゃないんで』とか言っていたけれど、キャリアと年齢を重ねて、最近やっと『役者もやってる』と言えるようになったそうです」