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吉岡里帆、母親役を演じるため育児ブログに夢中「たくさん読んだ」
女優の吉岡里帆が、11月21日に開かれた映画『泣く子はいねぇが』公開記念舞台あいさつで、育児への思いを語った。
秋田県のなまはげをテーマにした作品で、吉岡は、だらしない夫と娘を持つ妻を演じた。
「出産経験がなく、わからないことも多かったです。ただ、娘役の女の子が役者ではなく地元の子で。自然体でいてくれて、『子供ってこんな感じなんだ』と思わされました。はじめはなかなか笑ってくれなくて、どう笑わせよう、喜んでもらえるのかと思って、変顔とかしてました(笑)」
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母親を演じるにあたり、世のママのリアルな声に触れたという。
「育児ブログや、SNS上にあった子育て日記を読んだりしてました。子供のリアクションが面白いとか、どんなケアをしてるかなど書かれていて、たくさん読んで面白かったですね」
ローカルな話題を題材にした作品にちなみ、京都出身の吉岡は地元のよさを語った。
「観光地が激近なところ。遠出しなくても、家族とちょっと足を伸ばしたら嵐山に行って、渡月橋を渡ってボートに乗ったりして、観光を味わえる。どこにいっても賑やかで、街の人が観光地である誇りを持ってる。人に来てもらいたいし、招き入れる態勢がありますね」
だが、今年はコロナ禍で街並みに違和感を覚えたという。
「コロナで海外の方も減っているからか、このあいだ久しぶりに帰ったら、違う景色のように感じたんです。観光客で、街が彩られていたんだと実感しました」