俳優の本木雅弘が、11月23日におこなわれた「GQ MEN OF THE YEAR 2020」で、コロナ禍での育児を振り返った。
アクター・オブ・ザ・イヤーを受賞し、感慨深い。
「大変光栄とともに、気恥ずかしさもある。今年1年、表のステージに出てこなかったし、(同席したSixTONESなど)若い人も多くてソワソワしてます(笑)」
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大河ドラマ『麒麟がくる』で斎藤道三を演じ、新たな自分に挑戦できたという。
「自分とかけ離れた、悪役めいたものを演じましたが、発見もありました。役の幅を広げるいい物語に出会えたと思います」
来年以降も、役者として邁進していく気概を見せた。
「コロナで劇的なことが続いてますが、ささやかな美しいエピソードがニュースから漏れ聞こえたりしてきて、人間って切ないなぁと。
リアルな物語が発掘されると思うので、それで演じる機会をもらえたらいいですね。演じることでしか恩返しできないので、祈るような気持ちでできたら」
10歳の次男は、コロナ禍でも元気いっぱいの日々を送っていたという。
「不自由な時間を過ごしたからこそ、できたこともある。たわいもない日常が尊いものだと感じました。次男はとてつもないエネルギーがあふれていて、どう発散させるか考えましたが、(外に出させて)道端で遊ばせたら喜んでたので、ふだんは味わえないことだと感じましたね」