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ミス東大・神谷明采、特技は新体操「柔らかすぎる体」の文科Ⅱ類1年生
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.28 16:00 最終更新日:2020.11.28 16:00
新型コロナウイルス感染対策のため、一席ごとに間隔を取った、まばらな客席。東京・有楽町のヒューリックホール東京のステージで、神谷明采さん(20)は「大丈夫!」と自分に言い聞かせていた。
特技披露タイムで演じたのは、小さいころから習ってきた新体操。華麗にリボンを操り(下の写真)、自慢の身体の柔らかさを披露すると、客席から拍手が沸き起こった。
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「高2で新体操部を引退してから、久しぶりの舞台でした。『失敗したらどうしよう』としか考えられなかったですが、大きな失敗もなく安心しています」
11月15日におこなわれた「ミス&ミスター東大コンテスト2020」で、神谷さんはファイナリストの中から、グランプリの栄冠を勝ち取った。
「会場に両親、姉妹、祖父母、従妹など親族が大集合でした。前日は姉とハリーポッターを見てました。夕飯の鯖カレーが辛くて食べれなくて、そのまま父に渡したり(笑)」
家族に支えられた神谷さんだが、コンテスト期間中にはSNSで運営団体によるセクハラ・パワハラを訴え、出場辞退を考えたこともあった。
「候補者10人で話し合い、運営と話し合い、何十時間と話し合いを続けて、コンテスト出場を決めました。『私の発言で、よりよい環境を後輩たちに作ることができたら本望だな』と思いました」
最後に神谷さんに「今年の漢字」を聞くと、こんな答えが。
「私の2020年の漢字は、『変』です。何もかもが変わった。ミスコンに出るなんて、考えてこなかった。安定した生活を志望してきた。それってある意味、自分の選択肢を狭めてきた。新しいことに挑戦する、自信がつきました」
ミスコンの歴史は、学生が自分で変える。
写真・惠原祐二
(週刊FLASH 2020年12月8日号)