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倖田來未「8歳の息子は現場監督みたいに演出にうるさい(笑)」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.29 06:00 最終更新日:2020.11.29 06:00

倖田來未「8歳の息子は現場監督みたいに演出にうるさい(笑)」

 

 セクシーファッションと強気の姿勢で走り続けて20年。現在、アニバーサリーツアー中の歌姫・倖田來未。9月12日の大阪城ホール公演を皮切りに、福岡、名古屋、東京と計4都市で、デビュー20周年を記念したアリーナツアーを開催している。

 

「コロナ禍のなかでのライブ開催は、本当にぎりぎりまで悩みました。ただ、私が落ち込んでいるときは、まわりの人たちと音楽に支えられてきました。

 

 

 だから『世の中、悲しいニュースや暗いニュースが多いなかで、足を運んででもライブを観たいという人がいるのであれば、開催したい』って思ったんです。

 

 倖田來未は、スタッフみんなの支えがあって輝くと思っていて。そんな自分の思いを伝えたら、スタッフもレコード会社も理解してくれたので、やらせてもらうことにしました」

 

 だがステージに立つまでは、高揚感だけではなかった。

 

「日にちが近づくにつれてドキドキして、前日はご飯も食べられないぐらいナーバスになっちゃって。『行かへんかったらよかった』ってファンに思われるのがいちばん悲しいから、できる限りの予防対策はさせていただきました。みんなにとっても私にとっても、特別な初日になりました」

 

 会場で鑑賞した倖田の家族からは、こんな感想が。

 

「旦那は、今まで何回もツアーを観に来てくれてますけど、『結束力が違ってた、スタッフみんなの思いが乗っかっている初日だった』と。終始涙を流しているスタッフもいたよ、って。

 

 息子はいま8歳なんですけど、赤いライトがどうのとか、現場監督みたいに演出にうるさいんです(笑)。でも今回は2人とも、『できてよかったね』って、喜んでくれました。

 

 私のライブは、ふだんは家族でいらしてる方が多いんです。だから大人も子供も楽しめる、異世界に来たような感覚で、ドキドキしてもらいたいと思っていてね。家族に正直なライブの感想を聞いて、常にブラッシュアップするように心がけています」

 

 心配事はライブ開催前だけでなく、終了後も続いた。

 

「感染者を出さなかったのかが、わかるのが2週間後。ニコニコしてましたけど、『休めた気がしなかった』というのが本音です。2週間たって初めて、やってよかったって思えました。

 

先陣を切ってライブをやるのも、ルールの中でやれることをやるのも倖田來未らしいのかなって。次につながるライブができているなら、本当によかったと思います」

 


こうだくみ
1982年11月13日生まれ 京都府出身 2000年11月『TAKE BACK』で全米デビュー。2003年『real Emotion』がオリコン3位。2005年『Butterfly』で日本レコード大賞受賞、『NHK紅白歌合戦』初出場。2005年に発表したベストアルバム『BEST~first things~』、2006年に発表したベストアルバム『BEST~second session~』が200万枚超のセールスを記録。2020年12月にアニバーサリーアルバム2作を発表予定

 

写真・福田ヨシツグ

 

※「KODA KUMI 20th ANNIVERSARY TOUR 2020 MY NAME IS…」は、12月5日、6日に国立代々木競技場第一体育館にて、昼と夜の2部制で開催

 

(週刊FLASH 2020年12月8日号)

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